この記事は、TeX & LaTeX Advent Calendar 2020 6日目の記事です。昨日の記事は、doraTeXさんの帳票生成ツールとしての LaTeX の活用でした。 日本学術振興会の特別研究員制度(いわゆる学振)の申請書を 「科研費LaTeX」 で執筆する際に筆者が使ったTipsをまとめました。記事を上から下まで読んで真似していただいても、「こんなことできないかな?」と思った時に逆引きマニュアル的に使っていただいても結構です。 こちらの記事、2020年5月に筆者がDC1申請書を書き上げた後に半分くらい書き進めていたものの、その後放置してしまっていたものです。Advent Calendarのタイミングでなんとか完成させました。来年からの申請で、参考にしてくださる方がいらっしゃれば幸いです。 科研費LaTeXとは 学振特別研究員(DC1・DC2・PDなど)の申請には、所定の様式