http://kuro-obi.cinemacafe.net/ 日本映画としても数少ない、極めてリアルな空手映画。伝統派の空手をかじった人間として、冒頭のシーンからシビれまくり(笑)。日本の格闘アクション映画としては、極めて上質な一本だ。 舞台は昭和七年。義龍(八木明人)、大観(中達也)、長英(鈴木ゆうじ)という三人の若者が、師・英賢(夏木陽介)の元、日々空手の鍛錬に明け暮れていた。 だが、英賢の突然の死により、継承の証である「黒帯」が残される。また、彼らの武術に目を付けた憲兵隊本部は、その力を憲兵隊の権威拡大及び憲兵隊隊長(大和田伸也)の私利私欲に利用すべく、三人に軍部合流を命ずるのだった。 「空手に先手なし、空手は争うためにあらず」…そう言い残した師の教えを頑なに守り、ひたすら修行に励む義龍。軍を利用し、己の強さを追求し始める大観。そして黒帯の継承者を見極めるべく、そんな二人を見守り続
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