自民党の長尾敬衆院議員(比例区近畿ブロック)が、自らのツイッターで拡散を呼びかけたネットメディアの記事に事実でないことが記されていたとして、投稿を削除し、謝罪したことがわかった。記事で批判されたテレビ番組制作会社の幹部は5日、朝日新聞に「記事は全くの事実無根。議員の立場にある方に事実でないことを拡散され、非常に遺憾だ」と語った。 長尾氏は7月12日、自らのツイッターに、民放の複数のテレビ番組について「偏向報道やりたい放題。日本は乗っ取られた」などと伝える記事へのリンクを載せ、「情報戦です!」と記し、拡散を呼びかけた。記事は、実在の制作会社を名指しし、「日本のテレビ番組のかなりの部分」を作っていると指摘。「最も影響力の強いテレビが実質的に乗っ取られ、偏向報道が繰り返されるようになっていた」「都合のいいコメントをしてくれる劇団員を雇い、効率よく撮影していく」などと伝えていた。「報道番組が森友学