『新潮45』のわずかな余命を断ち切ってしまった杉田水脈擁護特集、ここに執筆したメンバーの一人、藤岡信勝氏が、産経系WEBメディアのiRONNAに、「藤岡信勝手記「言論圧力に屈した新潮社よ、恥を知れ」」という涙なしでは読めない文章を寄せていた。 ironna.jp 彼が『新潮45』に書いた「生産性」をマルクスのどこからひっぱってきたのかについて前半は費やされているのだが、これがいろいろ噴飯で、元共産党員であった藤岡先生の「昔とったきねづか」も恐ろしく錆びついてしまい、原型をとどめていないのだなということがよくわかった。 藤岡信勝のこのくだりが猛烈に笑える。人間の生産と聞いて史的唯物論の原理なのだからド・イデだとピンとこないで初期マルを語るのも驚きだが、誰訳の岩波文庫版か定かでないが「「岩波文庫の訳者は、よく意味が分からずに訳していたのである」とさらっと書くののも軽率の極みhttps://t.