inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 「大和ハウスさんは、ロボット事業に本気なんですかね」と驚くのは、ある建設会社の幹部だ。 驚くのも無理はない。10月下旬に大手住宅メーカーの大和ハウス工業が相次いで2件のロボット事業を公表したからだ。 1件は、自社開発した住宅床下点検ロボット「moogle(モーグル)」の運用開始であり、もう1件は、電子機器メーカーの知能システムが製造するセラピー用のアザラシ型「パロ」の販売開始だ。 「モーグル」は、LED照明とカメラを備え、無限軌道(いわゆるキャタピラー)で走行する。定期点検やリフォーム前の検査時に、遠隔操作で床下を走らせ、配管状況や基礎部分のひび割れ、シロアリ被害の有無などをパソコン画面でリアルタイムに確認できるのが
![床下点検のモーグル、癒し系のパロ…大和ハウスがロボット事業に力を入れる訳](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ecf3e022f70a06f01ff76bcfb042e1c4bbf909aa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdol.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2F9%2F-%2Fimg_39e59e14da45e0b07532c119f343048a664159.jpg)