ネット通販のページは長い。 人気ランキング、購入者レビュー、メディア紹介実績、訳あり商品の説明、おまけの紹介などが大きい文字で並んでいてとてもわかりやすい。 土着的なネット表現としてひとつの完成形だと思う。ネット通販以外にもあれは応用可能なのではないだろうか。 文学はどうだろう。みんなが知っている短編小説、カフカの「変身」はどうだろうか。 旅回りのセールスマン、グレゴールザムザが朝起きると虫になっている不条理小説である。
地図を眺めてて気づく、明らかにあやしい形の道。それは元水路だった可能性が高い。 いきなり結論を言ってしまった。 「あやしい道」とは、まっすぐだったり、歪んでいたり、大きく湾曲していたり、周囲の道と比べると、ちょっと浮いている感じを受ける道のことだ。 そんな道を探して巡ってみる、というのが当初の予定だったけれど、まわり道がかなり多くなってしまったうえ、取材中に全く関係ない話でもらい泣きまでしてしまった……。
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:お菓子のロボ
こどものころ、お腹がすいたけど家には自分しかいなくて、途方にくれたことありませんでしたか? 家の中にあるのは、食パンとか生卵とか、そういう原形の食材ばかり。そういうとき、ぼくはよく、食パンにマヨネーズを塗って海苔を乗せて食べたりしていた。あとミロをそのまま食べたり。 そういうことしてたのってぼくだけじゃないはずだよなあと思って、みんなの体験を聞いてみたら、あるある!と思う話がいっぱい集まりましたよ。 (三土たつお) 留守番ごはんとは何か こどものころ、留守番をしてるときにそうやって自分でつくって食べたごはんのことを、留守番ごはんとここでは呼ぶことにしよう。 ぼくの実体験では、それは素材をたんにそのまま食べるか、塗ったり乗せたりするだけのものだった。火は使えなかった。 冒頭で紹介した食パンの海苔乗せは、写真で紹介するなら次のようになるだろうか。
ちょっとしたレストランやバーなどに、まるごと骨付きの生ハムが珍しい形の台に乗せられておいてあるのを見たことはないだろうか。 そこからスライスしてお皿に盛りつけるのだ。 ふつう、生ハムというと薄切りのがちょこんとお皿にのっているものだから、もしあの骨付きのかたまりが家になんてあったら、ほぼ無尽蔵に生ハムを食べ続けられるんじゃないだろうか。 夢のようである。 憧れるなあ。 欲しいなあ。 買おうかな。 買っちゃった。 (工藤 考浩) あのハムが欲しいの 僕が最初にあの骨付き生ハムのかたまりを知ったのは、だいぶ前に見た何かのテレビ番組だ。 たしかクイズ番組だったと思うのだが、スペインからの出題で、生ハムに関する問題だった。 天井から吊された豚の足がずらりと並んだ製造工場をミステリーハンターが(そう、あの番組だったと思う)歩いているのを見て、大変驚いた。 あのペラペラの生ハムがこんな形だったとは。
月にいちど、「おまかせ書店」という企画をUSTREAMで実施している。 「1000円で仕事に役立つ本」や「2000円以内で彼女が家に来たときにテーブルの上にあるとかっこいい本」などのリクエストに応じて本を送る企画だ。立川にあるオリオン書房ノルテ店を閉店後借りて行っている。 ちょっと狙って変わった本を選んだりするのだが、そうすると特定の出版社ばかりになることに気づいた。 国書刊行会という出版社だ。 (林 雄司) 変わった本を選ぶとたいてい国書刊行会 11月のUSTREAMできちんと紹介したのは20冊程度なのだが、そのうち3冊が国書刊行会の本だった。約1/6が国書刊行会である。メジャーな出版社をさしおいてこの比率の高さはなんなのか。 オリオン書房はよそで見かけない本が多いので買って帰ったり、気になってあとから買うことが多い。そうして買った本を家で見返してみたらやっぱり国書刊行会だった。
いつごろその映像を見たのかハッキリと覚えていません。10年ぐらい前だった気がします。 テレビを点けてチャンネルを変えていた時、たまたま放送されていたものを見ました。どのチャンネルだったかも覚えていません。NHKだった気がします。 ただ、よく覚えているのは、仏壇にあるような普通のロウソクを使って米を炊いていたこと。たった6本のロウソクでふっくらと米が炊き上がっていたのです。 (馬場 吉成) 記憶を図にしてみた その番組は、災害対策の方法を教えていたのか、アウトドアの便利技を教えていたのか。今となっては全く分かりません。とにかく、米と水の入った容器の下にはそれほど大きくない6本のロウソク。容器の周りにはアルミホイルで作られた筒が被せられていました。記憶を元に図にするとこんな感じです。 番組では「下で燃えるロウソクの熱が筒状のアルミホイルと容器の間を抜けることでロウソクの熱を最大限に活用し、少な
去年ぐらいから、昼ごはん用に毎朝お弁当をこしらえている。食べるものにそれほどこだわりがない上に料理が苦手ということもあって、正直、まったく大したものは入っていない。 それでも作るのにはわりと時間がかかる。計ってみたら16分かかっていた。へえ。 そういえば、私が子ども頃、猛スピードで母が作ったお弁当があった。同じものを試しに作ってみたら、21秒で作られていたことが分かった。 それは、こんなお弁当だった (text by 古賀及子) どうだろう。最初枠いっぱいの大きさの写真を載せようと思ったのだが、入れてみたらあまりにあんまりなので縮小した。 かなりショッキングな内容だと、大人の冷静さをもってしても思う。今日はまずはこのお弁当が作られたいきさつから説明させて欲しい。 焦りまくって作ってくれたお弁当 あれは確か私が小学校1年生とか2年生とかの頃だったと思う。通っていた小学校は給食だったのだが、ご
以前、とある紀行文を読んで、存在は知っていた。 それは、アメリカの、「しょうゆライス」。 アメリカの人は、お米に、躊躇なく、しょうゆをジャボジャボかけて食べるとか、 それを炒めて食べるとか、何とか…。 なぜそういう、「間違えちゃった食べ方」が広まったのかというと、 アメリカの人は、お米を野菜の一種だと思ってる (アメリカのお米はサラサラしてるから、余計に野菜っぽい) 醤油に関しては、ドレッシング感覚がある …からなんじゃないか、ということだ。 しょうゆジョボジョボなんて、うわ、と一瞬思ってしまうが、日本にも、禁断の「しょうゆかけごはん」がある。ご存じ、根強い人気メニューだ。 だったら、アメリカのしょうゆライスも、マズいわけがない。 それで今回、日本語レシピを探したのだが、見つからなかったので、 独自に調査して、 (具体的には、『soy sauce rice recipe』で、英語で検索した
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