ロシア極東のウラジオストクで9月30日、「トラの日」を祝う恒例のパレードが行われ、大勢の市民がトラの着ぐるみなどを着て行進した。トラの日は、極東に生息するアムールトラなど自然保護への関心を高めるため2000年に始まった。9月最後の日曜日にパレードが開かれている。 参加したエレオノラ・トルビンコワさん(61)は「トラはウラジオストクのシンボル。多くの人が保護に関心を持つようになった」と話した。ニーナ・コリシュキナさん(40)も「子供が自然に興味を持ついいきっかけになる」と、娘のバレンチナさん(7)らと行進に加わった。 29日はプーチン大統領も大統領府のサイトで「豊かな自然の保護に取り組む様々な人々を結びつける」とメッセージを送った。 アムールトラは主にロシア極東から中国東北部にかけて生息。密猟や販売の取り締まり強化で頭数は回復傾向にあり、500頭以上が生息するとみられている。(ウラジオストク
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