群馬県警は9日、北長野原市にある太陽光発電施設に侵入し、持ち込んだ鈍器で発電用パネル570枚を破壊した自称環境活動家の男(47)を不法侵入と器物損壊の疑いで逮捕した。犯行の動機について男は「景観を破壊する大量のパネルに憤りを覚えた」と供述している。 男は9日午後2時ごろ、北長野原市にある太陽光発電施設「ソーラーシード」のフェンスを乗り越えて敷地内に侵入。用意した直径50センチの鏡餅(ミカンなし3段)を叩きつけ、発電パネル570枚(約3億円相当)を次々と壊していった。その後まもなく、発電量が急激に下がったことを不審に思った管理室の職員が男を発見。110番通報によって駆けつけた署員が器物損壊の現行犯で逮捕した。 太陽光パネルを壊した動機について、男は当初「太陽がまぶしかったから」など、質問をはぐらかすような供述を繰り返したが、その後「大自然に囲まれた風景を台無しにする太陽光パネルに、以前から憤
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