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アメリカに関するvaivieのブックマーク (477)

  • イランの最高指導者ハメネイ師、中東を不安定にしたと米国を非難

    6月12日、イランの最高指導者ハメネイ師(写真)は、中東地域を不安定にしたとして米国を非難し、米国が過激派組織「イスラム国(IS)」と戦っているという米国側の主張は「嘘だ」と述べた。写真は2009年6月テヘランで撮影(2017年 ロイター/Caren Firouz) [アンカラ 12日 ロイター] - イランの最高指導者ハメネイ師は12日、中東地域を不安定にしたとして米国を非難し、米国が過激派組織「イスラム国(IS)」と戦っているという米国側の主張は「嘘だ」と述べた。 ハメネイ師のウェブサイトによると、ハメネイ師はイラン高官との会合で「米国と米政府職員が中東を不安定にさせている。誰がISを作り出したのか。ISと戦っているという米国の主張は嘘だ」と述べた。 米国とイランは1979年のイスラム革命の直後に国交を断絶。ハメネイ師はイスラム教のラマダン(断月)に入ってから米国を非難する声明を相次

    イランの最高指導者ハメネイ師、中東を不安定にしたと米国を非難
  • ノートPCの持ち込み禁止はISISの高性能爆弾のせいだった

    ISISがノートパソコンのバッテリーに見せかけた爆弾を作った(写真はイメージ) Srdjan Zivulovic-REUTERS <イスラエルからアメリカに渡り機密扱いになっていたのは、ノートパソコンのバッテリーを偽装しX線検査を欺く爆弾を使った航空機爆破計画> イスラエルがテロ組織ISIS(自称イスラム国、別名ISIL)に対して行ったハッキング攻撃で、シリアに拠点を置くISISの爆弾製造班が、高性能爆弾を組み込んだノートパソコンを使って航空機の爆破を計画していたことが明らかになった。イスラエルからアメリカに渡り、トランプロシアに喋ってしまい、一方で一部中東諸国発アメリカ行きの航空機にノートパソコン等の持ち込みが禁止になっているのはこのためだった。 ニューヨーク・タイムズ紙の報道によれば、こうしたきわめて重大な情報の発見は、ISISに対するサイバー活動で成功した数少ない事例だ。この情報は

    ノートPCの持ち込み禁止はISISの高性能爆弾のせいだった
  • 中東の窓 : 南部シリア問題(米ロの交渉?)

    南部シリア問題(米ロの交渉?) 2017年06月12日 15:15 シリアアメリカの外交政策 シリア・イラク国境に近い地域で政府軍が国境に到達し、米軍の自由シリア軍訓練基地に近づいた政府軍等を有志連合が空爆し、ロシア外相がこれを非難したことは、先に報告した通りですが、どうやらこの問題をめぐり、緊張緩和に向けて、米ロ間で秘密の交渉が行われている模様です。 これはal arabiya net が、wall street journal を引用して報じているところですが、それによると交渉の場所はアンマン(ヨルダンの首都)で、これまで2度会合が開かれたが、3度目は技術的理由で延期されている由。 この会議は、米国務長官の最近のモスクワ訪問を受けて始まったとのことですが、米代表には有志連合への代表とシリアへの特別代表が含まれている由。 さらに、国防総省は非戦闘地帯の設定は、米軍がさらにシリアにコミット

  • 紛争鉱物の規制を撤廃? アメリカの強欲がアフリカで新たな虐殺を生む

    アフリカで武装勢力の資金源になっている鉱物資源の売買を規制する決まりがなくなれば、最悪の紛争が帰ってくるかもしれない> 中部アフリカ諸国で産出され、武装勢力の資金源になっている「紛争鉱物」を規制する国際社会の動きに逆行しようとしている国がある。ドナルド・トランプ大統領のアメリカだ。 もし米政府が企業に紛争鉱物の売買を規制する現行の法律を廃止すれば、アフリカ中部の資源国で紛争や汚職が拡大する恐れがあると、米上院議員や人権団体は警鐘を鳴らしている。 2010年にバラク・オバマ前米大統領の政権下で成立した金融規制改革法(ドッド・フランク法)に定められた紛争鉱物の条項は、米企業が製造した製品にコンゴ民主共和国(旧ザイール)で調達した紛争鉱物が含まれているか否かについて、企業側に開示義務を課す。 【参考記事】世界一高価で血に濡れたコンゴの「紛争パスポート」 中部アフリカ諸国には、希少で高付加価値の

    紛争鉱物の規制を撤廃? アメリカの強欲がアフリカで新たな虐殺を生む
  • アフガン特殊部隊員が発砲、米兵3人死亡、タリバン潜入員の犯行か

    アフガニスタン東部ナンガルハル州のアチン地区で、米軍とのイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」合同掃討作戦に臨むアフガン政府軍兵士(2017年4月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/NOORULLAH SHIRZADA 【6月11日 AFP】アフガニスタン東部ナンガルハル(Nangarhar)州で10日、同国軍と米軍の合同作戦中にアフガニスタン軍の特殊部隊員が発砲し米兵3人が死亡、1人が負傷した。米アフガン双方の当局者が明らかにした。 事件があったのは同州で不穏な情勢が続きイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の拠点ともなっているアチン(Achin)地区。ナンガルハル州報道官はAFPに対し、アチン地区で10日正午ごろ、アフガニスタン人の特殊部隊員が米部隊に向けて発砲し米兵が死亡したと語った。この特殊部隊員も反撃を受けて射殺されたという。 アチン地区では今年4月、米軍が非核兵器では史上

    アフガン特殊部隊員が発砲、米兵3人死亡、タリバン潜入員の犯行か
  • サヘル地域の過激派対策、関係国が特別部隊 仏の決議案に米が難色

    マリ北部ガオで、対テロ作戦中のフランス軍部隊を訪問したエマニュエル・マクロン仏大統領(中央)とマリのイブラヒム・ブバカル・ケイタ大統領(中央右、2017年5月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/CHRISTOPHE PETIT TESSON 【6月10日 AFP】アフリカ・サハラ砂漠(Sahara Desert)南縁部サヘル(Sahel)地域のイスラム過激派対策として関係国による特別部隊を承認するよう求めてフランスが6日に国連安全保障理事会(UN Security Council)に提出した決議案に米国が難色を示している問題で、フランスは9日も事態打開に向けた動きを続けた。 ブルキナファソ、チャド、マリ、モーリタニア、ニジェールのサヘルG5(Sahel G5)諸国は今年3月、サヘル地域での対テロ作戦のため5000人規模の特別部隊の編成で合意。フランスは6日、サヘルG5の兵士らが「テロリズ

    サヘル地域の過激派対策、関係国が特別部隊 仏の決議案に米が難色
  • Spike's Military Affair Review

    ラッカ攻略戦が続くシリア戦に関する記事を2つ紹介します。 alarabiya.netによれば、シリア政府の軍用機がユーフラテス川南岸でラッカ市(Raqqa)西方のイスラム国の陣地を攻撃しました。 「空軍は(ラッカ市西部郊外、街から約70kmで)陣地と装甲車両を破壊しました」と国営通信社SANAは言いました。 アメリカが支援する民兵は別に、シリアでのイスラム国の作戦基地を占領するための攻撃第一日目、ラッカ市の端から前進しています。 クルド人とアラブ人戦闘員の同盟、シリア民主軍は今週、北部の町を奪うための攻撃を始めました。 シリア軍はアレッポ州(Aleppo)東部でイスラム国に対して進展をみて、大半がシリア民主軍の支配下にあるラッカ州との州境へ持ってきました。 ロシアが支援するシリア軍とその同盟する民名は、その後、今週隣り合うアレッポ州からラッカ州へ越境しました。 木曜日の攻撃は、ラッカとアレ

    Spike's Military Affair Review
  • 電子機器の機内持ち込み禁止、欧州への拡大検討=米国土安全保障省

    6月7日、米国のケリー国土安全保障省長官は、ラップトップなどの電子機器の航空機内持ち込み制限を拡大し、欧州、中東、アフリカの空港71カ所を対象とする考えを示唆した。ニューヨークのJFK国際空港から飛行機に乗った乗客ら、先月撮影(2017年 ロイター/Lucas Jackson) [ワシントン 7日 ロイター] - 米国のケリー国土安全保障省長官は7日、ラップトップなどの電子機器の航空機内持ち込み制限を拡大し、欧州、中東、アフリカの空港71カ所を対象とする考えを示唆した。 ただ、対象国が安全規定の改善に合意した場合は適用外とする。 同省のラパン報道官は、どの空港が対象になるかは検討中だとして明らかにしなかった。 米当局は3月、中東などの10空港から米国行きの350便程度を対象に、電子機器の機内持ち込みを禁止した。この措置を、米国への直行便のある欧州全土の空港へ拡大するという。航空安全当局によ

    電子機器の機内持ち込み禁止、欧州への拡大検討=米国土安全保障省
  • 地球滅亡の危機に引き裂かれるロメオとジュリエット

    <今年の米SFネビュラ賞を受賞したのは、トランスジェンダーでレズビアンという異色のマイノリティ作家。地球温暖化で危機に瀕した人類の価値観の対立を描く> ネビュラ賞とヒューゴー賞は、アメリカSFジャンルを代表する文学賞だ。 ネビュラ賞はアメリカSFファンタジー作家協会の会員、ヒューゴー賞はワールドコン(世界SF大会)に登録したファンが投票で選ぶ。2つの賞で共に最終候補になった作品は、プロとアマチュアの両方が完成度と面白さを認めたことになる。 先日、2017年のネビュラ賞(長篇部門)を受賞した『All the Birds in the Sky』は、ヒューゴー賞の最終候補にもなっており、ダブル受賞するかどうかが注目されている(ヒューゴー賞の発表は8月)。 2017年のネビュラ賞長篇部門の最終候補は次の5作品だった。 ・『All the Birds in the Sky』Charlie Jane

    地球滅亡の危機に引き裂かれるロメオとジュリエット
  • Kom News - Read more. Do more

  • 米主導のIS掃討作戦、民間人犠牲者484人に 米軍発表

    イラク・モスルでISを標的とした空爆で民間人が犠牲になったとされる現場(2017年3月26日撮影)。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE 【6月3日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に対する米国主導の有志連合軍による攻撃で、2014年半ば以降の民間人犠牲者が484人に上っていることが分かった。米軍が2日発表した。 イラクとシリアでの米軍主導の有志連合によるIS掃討作戦「不動の決意作戦(Operation Inherent Resolve)」の民間人犠牲者は今年4月30日発表の報告より132人増えた。 増えた132人の中には今年3月17日にイラク北部モスル(Mosul)でISの狙撃手を狙った米軍の空爆で死亡した105人も含まれる。この空爆により保管されていた大量の爆発物が爆発し、市民が避難していたシェルターの上の建物が崩壊して大勢の犠牲者が出た。 米軍は、不動の決意作

    米主導のIS掃討作戦、民間人犠牲者484人に 米軍発表
  • 差別暴言からムスリム少女守った乗客、2人死亡1人重傷 米西岸 - BBCニュース

    画像説明, 差別的暴言を浴びせられていた女性たちを助けようとして刺され死亡した、タリーシン・ムルジン・ナムカイ・メシェさん。母親は息子を「輝く明星」と呼んだ 米西岸北部オレゴン州ポートランドで26日、通勤電車で乗客に差別的暴言を浴びせられているムスリム(イスラム教徒)の10代女性2人を助けようとした男性3人が、相手の乗客に刺され、2人が死亡する事件があり、3人を称える義援金が28日までに60万ドル(約6800万円)集まっている。 事件は、朝の混雑した通勤列車で16歳と17歳のムスリム女性に向かって、ジェレミー・クリスチャン容疑者(35)が、イスラム教徒への差別的暴言を怒鳴り続けることで始まった。若い女性の1人は、ヒジャブで髪を覆っていたという。容疑者と女性たちの間にタリーシン・ムルジン・ナムカイ・メシェさん(23)とリッキー・ジョン・ベストさん(53)、マイカ・デイビッド・コール・フレッチ

    差別暴言からムスリム少女守った乗客、2人死亡1人重傷 米西岸 - BBCニュース
  • 米主導の有志連合はラッカ市での戦闘を避けようとしていた住民が乗ったバスを爆撃し、20人以上を殺害(2017年5月28日)

    米主導の有志連合はラッカ市での戦闘を避けようとしていた住民が乗ったバスを爆撃し、20人以上を殺害(2017年5月28日)
  • Spike's Military Affair Review

    alarabiya.netによれば、木曜日、アメリカが支援するシリアの民兵は、5月の終わりまでは投降したラッカ(Raqqa)のイスラム国戦闘員を傷つけないと約束し、街に対する予測される攻撃の前に武器を置くように要請しました。 クルド人とアラブ人戦闘員のグループであるシリア民主軍はラッカに数キロのところ、街を包囲して占領するために11月に始まった攻撃で最も近い場所へ前進しました。 最も強力なクルド人YPG民兵を含むシリア民主軍は、今月はじめに、ラッカへの最終的な攻撃は初夏に始まると予測すると言いました。 YPGとシリア民主軍当局はかつて開始日を4月としましたが、これらは過ぎ去りました。 アメリカが率いる同盟国は、ラッカに対する最終的な攻撃の時間枠について何も宣言しませんでした。 声明で、シリア民主軍は10日以内に投降せよとの5月15日の民兵へのアピールは肯定的な結果を達成し、この期限は現在、

  • ISの親族80人、米主導のシリア空爆で死亡 国連は民間人保護要請

    地中海に派遣された米空母ドワイト・D・アイゼンハワーで、戦闘機の周囲で作業を行う水兵ら(2016年7月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/ALBERTO PIZZOLI 【5月27日AFP】シリア東部で26日、米国が率いる有志連合軍が実施した空爆により、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の戦闘員の親族少なくとも80人が死亡した。国連(UN)はこれに先立つ同日、IS空爆を行う国々に対し、民間人の保護を促していた。 有志連合軍は、22日に英マンチェスター(Manchester)で発生したコンサート会場爆破事件でISが犯行声明を出して以降、イラクとシリアのIS拠点の空爆を続けている。 シリア東部で2014年からISが拠点とする町マヤディーン(Mayadeen)ではここ数日間の空爆で、IS戦闘員の親族を含む民間人の間で多数の死者が出ている。 在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Sy

    ISの親族80人、米主導のシリア空爆で死亡 国連は民間人保護要請
  • イランはトランプが言うほど敵ではない

    <イラン大統領選で穏健派のロウハニが圧勝した。イラン国民が欧米との和解に票を託した証拠だ> イランはオランダとフランスに続き、今年穏健派が勝利した世界で3番目の国になった。19日のイラン大統領選で、ドナルド・トランプ米大統領に代表されるポピュリズムやイスラム原理主義のような過激な政治思想を拒んだのだ。 穏健派のハサン・ロウハニ大統領が地滑り的勝利で再選を果たしたことから明らかなように、ヨーロッパとイランの有権者には相違点より共通点の方が多い。どちらの有権者も選択肢には恵まれず、絵空事の選挙公約や庶民の生活には見向きもしない政治エリートに嫌気がさしていたが、だからといって自暴自棄な投票行動には出なかった。 昨年イギリスのEU離脱を決めた国民投票やドナルド・トランプを選んでしまった米大統領選は、有権者に大きな悔いを残した。既成政治家に対する怒りの意思表示として対立候補に票を投じたり、投票を棄権

    イランはトランプが言うほど敵ではない
  • 【マンチェスター攻撃】英警察、米当局との情報交換を停止 メディアへのリーク受け - BBCニュース

    英中部マンチェスターのコンサート会場で22日夜に起きた自爆攻撃を捜査する英警察は、米当局との情報交換を停止した。米国のメディアに捜査情報が繰り返しリークされたことに対応した。BBCの取材で明らかになった。 米人気歌手アリアナ・グランデさんのコンサート終了直後に起きた爆弾攻撃では、幼い子供を含む22人が死亡し、64人が負傷した。負傷者のうち20人が重体となっている。

    【マンチェスター攻撃】英警察、米当局との情報交換を停止 メディアへのリーク受け - BBCニュース
  • マンチェスター爆発、米当局の捜査情報漏えいに英政府激怒

    英中部マンチェスターの爆破事件の犯人が所持していたリュックサックの一部とみられるものを写した写真。米紙ニューヨーク・タイムズ提供(2017年5月24日提供)。(c)AFP/THE NEW YORK TIMES/HANDOUT 【5月25日 AFP】(更新)英中部マンチェスター(Manchester)で起きた自爆攻撃をめぐり、米当局が共有する捜査情報を繰り返し漏えいしたとして英政府が激怒している。アンバー・ラッド(Amber Rudd)内相は24日、地元ラジオに「いら立たしい」と不満を表明。さらにその直後に米紙が英当局から公表されていない現場写真を掲載し、英側の怒りをさらにかき立てた。 22日夜に発生したこの事件では、実行犯の身元や捜査の詳細が、英当局が公表可能と判断する前に米メディアに漏えいされた。 ラッド内相は英BBCラジオで米国の国土安全保障省や情報機関を強く非難。「捜査の公正さを確保

    マンチェスター爆発、米当局の捜査情報漏えいに英政府激怒
  • 中東の窓 : 米ロ軍の連絡の緊密化(シリア)

    米ロ軍の連絡の緊密化(シリア) 2017年05月25日 14:07 アメリカの外交政策ロシア al qods al arabi net とal arabiya net は、米軍とロシア軍が、ますます狭い地域で行動するようになっているので、、双方の連絡が緊密になりつつあると報じています。 双方の記事とも、内容的にはぼぼ同じなので、元のソースは同じだろうと思いますが、双方ともに緊密な連絡の必要となりつつある背景として、先週のal tanaf に向かいつつあった政府軍とイラク民兵の車列に有志連合空軍が空爆を加えた例を挙げています。 「中東における米空軍の司令官は、24日、ロシア空軍と米空軍は、シリアのますます狭くなる空域でともに作戦しているので、相互に情報を交換を密にすることがますます重要になりつつあると語った。 その背景にはロシア兵を含む政府軍が、米軍とその同盟軍がISと戦っている、シリアの東

  • 欧米で報道されない「シリア空爆」に、アメリカの思惑が見える

    「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」発効後、シリアとロシア国旗を掲げるシリア市民 Omar Sanadiki-REUTERS 欧米諸国や日のメディアが取り上げない軍事攻撃のなかにこそ、「シリア内戦」をめぐる米国の思惑が見え隠れする――ヒムス県南東部のタンフ国境通行所に向け進軍するシリア軍と親政権武装勢力に対して有志連合が5月18日に行った空爆は、そのことを如述に示す出来事だった。 地図:シリア国内の勢力図(2017年5月23日現在) 米国がアサド政権に行った4度の攻撃 米国は、2014年9月に有志連合を率いて、イスラーム国を殲滅するとしてシリア領内での空爆に踏み切った。だが周知の通り、同国は「諸悪の原因」であるはずのバッシャール・アサド政権への軍事攻撃には一貫して消極的だった。このことは、2013年夏の化学兵器使用事件に際して、バラク・オバマ前米政権が空爆を中止したことからも明らかだ。 とは

    欧米で報道されない「シリア空爆」に、アメリカの思惑が見える