時価総額150億ドルといわれる会社の23歳のCEOを、気の毒に思うことなどあり得るだろうか。 ところがそれが実際にあった。 Facebookのマーク・ズッカーバーグCEOは、元学生らしくTシャツ、スウェット、ジーンズにサンダル履きといういでたちだったが、Web 2.0 Summitで共同司会者のジョン・バテル氏の執拗な、そして時には皮肉を込めた質問攻めに遭って、5歳は老けた思いがしたかもしれない。バテル氏は確かに、昔ながらのやり方でズッカーバーグ氏をへこませた。 例えばズッカーバーグ氏が、人材採用に力を入れており、来年までにFacebookの陣容を300人から700人に拡大したいと説明すると、バテル氏はすかさず、収益モデルの心配にどのくらいの時間を割いているのかと質問した。 「収益モデルの心配……。まあ、製品開発にはたくさん時間をかけている」とズッカーバーグ氏。 「そうではなく」とバテル氏
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