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書評と歴史に関するwalwalのブックマーク (6)

  • マクロ経営学から見た太平洋戦争

    安倍総理を始めとして、戦前の日を肯定しようとする人々は根強く存在する。対外拡張政策の是非について、例えば“侵略戦争”であったか否かで議論が道徳的観点から行われるのだが、もっと対外膨張戦略が戦略的にナンセンスだった事は認識されても良いと思う。そういう観点から戦前の軍部を強く批判しているのが「マクロ経営学から見た太平洋戦争」だ。 読みやすいではない。著者の森忠夫氏は海軍航空隊員として従軍した経験があるためか、「夜郎自大」などと言う言葉で感情的に批判を行っているし、戦略的・戦術的問題の指摘が交錯しているため、整理された議論が展開されているわけではない。理論的背景も不明確なので、どこがマクロ経営学なのかも分からない。しかし、物量的な面からの太平洋戦争の戦略的問題点として、以下が繰り返し指摘されていて興味深い。 外交的失敗。陸軍がその政治的影響力の低下を気にし、満洲に関して米中に一切の妥協を拒

    マクロ経営学から見た太平洋戦争
    walwal
    walwal 2013/09/01
    この本は学生時代に単行本で読んだが、書き方がかなり感情的なので好き嫌いがハッキリ分かれるかも。/それだけ著者の「怒り」が激しいのだろうけど。
  • 2013-05-30

    大変面白うございました。 喧嘩両成敗の誕生 (講談社選書メチエ) 作者: 清水克行出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/02/11メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 50回この商品を含むブログ (37件) を見る書の主旨は、「『双方痛み分け』のような世界的に見て特異な日的法意識の根源を探る」という真面目なものですが、それを根拠付けるために挙げられた事例が面白いこと面白いこと。 昔の暴力的日人の基地外エピソードのオンパレードで、SFを読むより非日常性を味わえました。 こんな兇険きわまるご先祖様がたをよくも大人しく飼い慣らしたものだな、と江戸幕府に対する評価を改めて高くしました。 ノーベル経済学賞受賞のスティグリッツ教授、アベノミクスを評価 2013.5.30 21:25 安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」の役割を議論する国際会議が30日、東京都内で始

    2013-05-30
  • 吉田編『変貌する聖徳太子』:聖徳太子信仰の変遷を描いて、それにともなう日本人の宗教観や聖人観を探ったおもしろい論文集 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    変貌する聖徳太子 日人は聖徳太子をどのように信仰してきたか 作者: 吉田一彦出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2011/12/08メディア: 単行購入: 4人 クリック: 243回この商品を含むブログ (2件) を見る 専門家が集まった論文集というのは、その業界の関心事だけに集中してそこから外への視点を持っていないために部外者が読むと歯がゆい思いをすることが多いんだけれど、これはそういうのがなくて非常にありがたい。 書は聖徳太子自体についての研究ではなく、その後いろんな聖徳太子にまつわる伝承(もちろん多くはインチキ)が日各地に登場したのを調べている。 論文的なものはほとんどが、事実関係を淡々と書いて、こんなことがわかりました、というもの。ネタが聖徳太子というおなじみのものなので、まあそうした事実関係だけでもそれなりにおもしろいし、「へえ、こんな変な伝承があったのか!」という驚きも

    吉田編『変貌する聖徳太子』:聖徳太子信仰の変遷を描いて、それにともなう日本人の宗教観や聖人観を探ったおもしろい論文集 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • フランク「アンネの日記」:やはりモノにはそれに適した年齢があると思う。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    アンネの日記 増補新訂版 作者: アンネフランク,深町真理子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/04/08メディア: 単行購入: 1人 クリック: 48回この商品を含むブログ (34件) を見る 言わずと知れたアンネの日記。こないだアムステルダムに行ったとき、いつも長い行列ができているアンネの家にスッと入れたので見物したついでに、そういえばなぜかアンネの日記って読んでなかったなあ、と思って義務的に。 で、考えて見ればあたりまえだが、収容所に入ってからの話はないんだよね。ユダヤ人への迫害が強まる中でこっそり暮らしつつ、メインはふつうの女の子らしい日常の苦労が延々綴られる話。アンネの年齢から見て、よく書けていると思う。世を忍んで生きねばならないつらさも、確かに感動する部分はある。でもやはりこれは、最後につかまって殺されてしまったという悲しい結末をみんな知っているからこそ読むで、

    フランク「アンネの日記」:やはりモノにはそれに適した年齢があると思う。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    walwal
    walwal 2011/12/02
    実物を見たことないけど、そんなに広い隠れ家なのか。
  • サーヴィス『レーニン』(上) 岩波書店 - 山形浩生 の「経済のトリセツ」  Formerly supported by WindowsLiveJournal

    レーニン (上) 作者: ロバート・サーヴィス,Robert Service,河合秀和出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2002/03/22メディア: ?行-精装購入: 4人 クリック: 262回この商品を含むブログ (2件) を見るレーニンについて、白井「「物質」の蜂起を目指して――レーニン、〈力〉の思想」など恣意的な解釈にばかり耽溺するようなが出てきたので、基的な全体像を抑えるべくレーニンに関するをいくつか読んだ。その中で最も標準的で歪曲のない、レーニンの優れていたところと欠点とをバランスよく記述した伝記。原著も、レーニン伝の定番として評価が高い。 社会主義屋にありがちな、レーニンは正しくて、社会主義の悪いところはすべてスターリンがレーニン思想をゆがめただけ、というような変な持ち上げ方もしておらず、一方でかれがその後の強制収容所国家のすべての元凶たる悪魔だといった書き方もし

    サーヴィス『レーニン』(上) 岩波書店 - 山形浩生 の「経済のトリセツ」  Formerly supported by WindowsLiveJournal
    walwal
    walwal 2010/07/16
    「Amazon Rejects」タグがついているが、読んだ所、どこの部分が引っかかったのか分からない。バランスのとれた書評だと思うのだが。
  • ごきげんようと言いつつ書いてみる - svnseeds’ ghoti!

    1ヶ月以上も間が空いてしまいました。とりあえず元気でやっております。またぽつぽつ更新を再開したいと思いますので引続きどうぞよろしくお願いいたします。 とそれだけではアレなので、更新が滞った理由を色々考えてみました【休むに似たりのsvnseeds】。以下に挙げてみます。 毎年この時期は軽いウツというかなんというかもうとにかく何もする気がしなくなる 現在は僕の主な興味の対象が経済から歴史に移行しつつある端境期であるため、アウトプットよりもインプットが多くなっている もともと僕がここで書いている理由は自分で読みたいものがないので自分で書いている、というものだったのだけれど、最近はその理由が消滅している(むしろ読みたいものを読むのに時間が足りず追いつけなくなった) まだ散髪に行ってない どれが一番大きな理由かなあ。やっぱり最後のかな。わはは。 あ、パットメセニーさん、どうもお手数おかけしてすみませ

    ごきげんようと言いつつ書いてみる - svnseeds’ ghoti!
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