2011年のビジネスはどう好転するか 7つの予言 2010年12月31日(金)18:00 (フィナンシャル・タイムズ 2010年12月29日初出 翻訳gooニュース) ジョン・ギャッパー 新年と共に2008年金融危機の3周年が訪れる。経済界は新年を楽観視するべきなのだろうか? 不安な要素はたくさんある。住宅市場は不安定だし、ユーロ危機や長期金利上昇の問題は解決していない。それでも私は、楽観すべきだと思う。 消費者の自信は回復している様子だし、企業には投資意欲が出ているようだ。スタンダード&プアーズ社の500種指数は2010年に13%上がった。世界的成長の先頭に立っているのは、中国、インド、ブラジルといった新興国だ。 つまりケインズの言うアニマル・スピリット(血気)が戻りつつあるわけだ。それを念頭に、経済界の2011年について7つの予言をしようと思う。面白いと思えるくらい大胆な予言にしておく