楽天のルーキーたちに社会科見学が課される。合同自主トレが休みとなる21日、新人7選手が仙台市内にあるニッカウヰスキーの「宮城峡蒸溜所」を見学することが19日、決まった。初の試みに、球団幹部は「技術は監督やコーチに教わる。それ以外の人間教育も大事だと考えています」と狙いを説明。約10日後に迫るキャンプに向け、連日トレーニングに励んでいるが、社会勉強の一環として“課外授業”を受ける。 同蒸留所は市西部、広瀬川と新川川の合流地点に所在。自然豊かな地域で、近くには東北有数の温泉地、作並温泉がある。観光スポットとしても親しまれ、市内の小中学生が多く見学に訪れることでも有名だ。同球団幹部は「自分たちがプレーする町を知ることは大切」とも話した。ニッカウヰスキーはKスタ宮城に出店しており、もともと関係は深い。地元経済を支える優良企業を通じ、社会の一端を学ぶ。 合同自主トレでは、座学も課されている。マナー研