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2017年3月1日のブックマーク (2件)

  • RIETI - 第1回 生産性の高い企業だけが輸出

    21世紀に入り、国際貿易論の分野は変貌を遂げました。まず、企業や事業所レベルのデータの利用が一般的になりました。以前は国や産業といった単位で集計された貿易データを分析するのが一般的でした。今では企業や事業所単位の大規模なデータを分析するのが普通です。さらに近年は労働者レベルや取引レベルのデータへと掘り下げた分析が競われています。その結果、産業や国レベルの貿易データでは分からなかった企業の輸出行動や企業内貿易、外国生産委託の実態が明らかになっています。 それらの実証研究の結果を解釈するには、産業や国レベルの貿易を対象にした既存の理論では不十分でした。そのため、新しい理論が数多く開発されました。 そうした新しい理論の中でも、米ハーバード大のメリッツ教授らが開発した「新々貿易理論」は企業の貿易を考える基的な視点を提供しました。「新」の字を重ねるのは、1970年代後半にクルーグマンらによって「新

  • アロー逝去 - 坂井豊貴の雑記置場

    ケネス・J・アロー教授が一昨日、享年95歳で亡くなられた。まさに巨星墜つ、である。3月8日に同氏の旧著の翻訳『組織の限界』(村上泰亮 訳)が、ちくま学芸文庫から出版されるが、わたしはそれにささやかな解説を寄せた。できれば解説の末尾に追悼文をもぐりこませたかったが、すでに印刷が済んでおり、できないようだ。 今回あらためて村上泰亮の訳文を再読して、この格調の日語は、いまの日人は誰も書けないだろうと思ったりした。わたしは自分の書く日語を、「村上春樹以後」のものだと思うし、ラノベがよく売れる時代の日語だとも思う。村上泰亮のとはまったく似ていない。もちろんそれでかまわないし、わたしなりに「いま」の時代の日語を書いてみたい。 組織の限界 (ちくま学芸文庫) 作者: ケネス・J・アロー,村上泰亮 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2017/03/08 メディア: 文庫 この商品を含むブロ

    アロー逝去 - 坂井豊貴の雑記置場
    walwal
    walwal 2017/03/01
    タイトルから推測すると新書と言ってもジュニア新書の方かなあ?(どちらにしても買います)