ガラスのように透明な木材「ガラスのように透明な木材」は、成長の早いバルサの木が原料となっています。 バルサの木の特徴はその密度にあります。この木の密度は約140kg/m³であり、一般の木材の3分の1しかありません。 そのためバルサ木材は非常に軽く柔らかいことで有名です。また重量に比べて強度が大きいため、浮きや救命胴衣、模型、航空機などに利用されてきました。 透明木材の合成手順 / Credit:USDA Forest Service 研究チームは、まずこのバルサ木材を特殊な漂白剤で酸化。そして次にポリビニルアルコール(略称: PVA)と呼ばれる合成樹脂を浸透させることで、木材を透明化させることに成功しました。 新しい「透明木材」の構造は天然木材構造とPVAから成り立っているため、ガラスよりもはるかに耐久性があり、軽量化されています。さらにガラスよりも強い衝撃に耐えることができますし、ガラス
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