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安岡孝一氏と常用漢字に関するworks014のブックマーク (72)

  • 改定常用漢字表の「摯」 | yasuokaの日記 | スラド

    改定常用漢字表をチェックしなおしていたところ、「摯」の字体がどうも気になった。「丸」の右側がCID=5020っぽく見える。表外漢字字体表のNo.400「摯」はCID=20264なので、微妙に字体を変更したということだ。 ちなみに、JIS X 0213の1-57-85「摯」の例示字体は、表外漢字字体表と同じくCID=20264だ。だとすると、今回、常用漢字表の改定に合わせて、JIS X 0213の例示字体も変えなきゃいけないのかしら?

  • 藤山愛一郎の藤 | yasuokaの日記 | スラド

    土屋秀宇の『日語「ぢ」と「じ」の謎』(光文社、2009年6月)を読んでいたところ、以下のアヤシイ文章にぶちあたった(pp.100-101)。 吉田茂の下で政務に就き、後に自らも総理大臣になった佐藤栄作に、当時の経済顧問である小汀利得が言ったそうです。「『佐藤』の『藤』の字も、当用漢字表にはないんですよ」。それを聞いた佐藤総理はびっくりし、昭和四一年の初閣議の席上で、次のようなことを述べました。 「国語審議会は、当用漢字表の中から、日国憲法の用字でも日常使われない字は削るというが、これは大変な問題で、大げさに言うならば憲法違反ではないか」 これに続いたのが、藤山愛一郎経済企画庁長官です。 「当用漢字表に佐藤や藤山の『藤』という字がない。そればかりか、岡山県の『岡』も、奈良県や神奈川県の『奈』もないそうではないか!」 昭和41年の初閣議は1月6日(木)におこなわれているが、この日の議案は、

  • 常用漢字表の改定と人名用漢字(最終回) | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム

    (第3回からつづく) 「呪怨」ちゃんの出生届 「悪魔」ちゃん命名事件は、司法判断上は尻切れトンボに終わったのですが、戸籍行政においては大きな意味がありました。「悪魔」のような名が付けられた出生届を戸籍窓口は受理すべきでない、という先例が法務省によって示された(平成5年9月14日)ことになるからです。 したがって、萎彙咽淫怨苛楷潰諧骸顎毀嗅惧憬股錮喉乞傲痕挫斬恣摯餌𠮟嫉腫呪羞尻脊腺箋狙踪唾綻緻嘲捗溺妬賭貪丼罵剝氾膝訃璧蔑哺麺喩瘍沃拉辣慄賂弄籠(字体は第1回を参照)の66字が常用漢字表に追加されたとしても、「呪怨」ちゃんの出生届を、役場の窓口は受理しない可能性が高い、ということです。あるいは一旦、受付はするものの、出生届の受理は保留し、法務局経由で法務省にお伺いをたてる可能性もあります。 ただし、これら66字を出生届に書けない、というわけではないところに注意が必要です。しかも、出生届が受理

    常用漢字表の改定と人名用漢字(最終回) | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム
  • 常用漢字表の改定と人名用漢字(第3回) | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム

    (第2回からつづく) さて、「呪怨」ちゃんの出生届は受理されるでしょうか。そのヒントとして、平成5年に起こった「悪魔」ちゃん命名事件を見てみましょう。 悪魔ちゃん命名事件 平成5年8月11日、昭島市役所に、子供の名を「悪魔」とした出生届が提出されました。子供の父親は事前に、「悪魔」が受理可能かどうか昭島市役所に問い合わせていて、問い合わせの回答どおり、この出生届は受け付けられました。8月12日、昭島市役所が東京法務局八王子支局に受理の是非を問い合わせたところ、問題なしとの回答を得たので、昭島市役所は「悪魔」を戸籍に登載しました。 ところが8月13日になって、東京法務局八王子支局から昭島市役所に出生届の受理を保留するよう連絡があり、9月14日には法務省民事局から、「出生子の名を『悪魔』として届出された出生届の処理については消極に解すべきであり、届出人に新たな出生子の名を追完させることとし、届

    常用漢字表の改定と人名用漢字(第3回) | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム
  • 常用漢字表の改定と人名用漢字(第2回) | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム

    (第1回からつづく) 「勺」「錘」「銑」「脹」「匁」 常用漢字から削除される「勺」「錘」「銑」「脹」「匁」の5字は、そのままの字体で、人名用漢字に追加されることが予想されます。これら5字は、戸籍法第50条で言う「常用平易」な漢字として認められてきたものですから、新しい常用漢字表が告示されたからといって、ある日、突然「常用平易」でなくなってしまうとは考えにくいからです。つまり、これまでどおり、「勺」「錘」「銑」「脹」「匁」は出生届に書いてOKとなるでしょう。 人名用漢字から「昇格」する129字 常用漢字表に新たに追加される196字のうち、挨曖宛嵐畏椅茨唄媛艶旺岡臆俺牙瓦崖蓋柿葛釜鎌韓玩伎亀畿臼巾僅錦串窟熊詣稽隙桁拳鍵舷虎勾梗駒頃沙采塞埼柵刹拶鹿袖蹴憧拭芯腎須裾凄醒戚煎羨詮膳遡曽爽捉遜汰堆戴誰旦酎貼椎爪鶴諦塡藤瞳栃頓那奈梨謎鍋匂虹捻箸汎阪斑眉肘阜蔽蜂貌頰睦勃昧枕蜜冥冶弥闇湧妖藍璃侶瞭瑠呂麓脇

    常用漢字表の改定と人名用漢字(第2回) | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム
  • 常用漢字表の改定と人名用漢字(第1回) | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム

    平成22年6月7日、文化審議会は改定常用漢字表を答申しました。改定された常用漢字表は、年内に内閣告示される予定です。では、常用漢字表の改定は、人名用漢字にどのような影響を及ぼすのでしょう。その概要を、全4回で書き記すことにいたします。 常用漢字表の改定の概要 現在の常用漢字表は、昭和56年10月1日に内閣告示されたもので、1945字を収録しています。これに対し、改定常用漢字表は2136字を収録しており、うち1940字が常用漢字表を引き継いでいます。つまり、常用漢字表から5字を削除し、代わりに196字を追加したものが、新しい常用漢字表だといえます。削除されるのは「勺」「錘」「銑」「脹」「匁」の5字、追加されるのは以下の196字(角カッコは許容字体、丸カッコは康煕字典体)です。 角カッコに入った許容字体 常用漢字表と改定常用漢字表との間で特筆すべき変更点は、「餌」「遡」「遜」「謎」「」の5字

    常用漢字表の改定と人名用漢字(第1回) | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム
  • 改定常用漢字表の答申 | yasuokaの日記 | スラド

    今日の文化審議会で、改定常用漢字表が無事、答申された。で、ネットサーフィンしていたところ、msn産経ニュースで、加地伸行の「使用制限は漢字の生命力奪う」という記事を見つけた。 常用漢字が追加され、より多くの漢字が一般的に使えるようになるのはいいことかもしれないが、そもそも私には「常用漢字」をつくって、漢字を制限する理由がよく分からない。 例えば今回の答申では、「鷹」という字が常用漢字から落とされているが、根拠がよく分からない。「鷹」を落とすぐらいなら、「鳩」を落とせばいい。 何が言いたいのか、さっぱり理解できない。今回の改定常用漢字表からは、「鷹」も「鳩」も落ちているからだ。そんなの、今回の答申をざっと読めばわかりそうなものなのに、加地伸行もmsn産経ニュースも、答申すら読まずに改定常用漢字表を批判しているのか?

  • 6月7日は常用漢字表答申 | yasuokaの日記 | スラド

    6月7日の文化審議会総会で、改定常用漢字表が川端達夫文部科学大臣に答申される手筈だったのだが、コトここに至ってヤヤコシイことになってしまった。予定としては、14:30~16:30の会議の最後の方に文部科学大臣が到着して、答申をおこなうことになっているはずなのだが、時間帯的にも組閣とバッティングする可能性が出てきた。 まあ、国語審議会の最後の答申「表外漢字字体表」(平成12年12月8日)でも、3日前に文部大臣が大島理森から町村信孝に変わったけど、何とかなったらしい。ただ、当日ってのは結構すごいケースなので、さて、どうなるやら。

  • 「害」を常用漢字表から削除できるか | yasuokaの日記 | スラド

    今朝の朝日新聞の文化面(大阪版だと第46130号p.15)に、白石明彦の『「障害者」か「障碍者」か』という記事が載っていた。「『碍』を常用漢字に」追加求め意見相次ぐ、という副題がついているのだが、どうも論旨に得心がいかなかった。たとえば、締めくくりの以下の文章。 「碍」という漢字を使いたいのであれば、「碍」を常用漢字表に追加するかどうかを議論すればいいのだが、「害」という漢字が嫌だというのであれば、どう考えても話が違ってくる。「害」が嫌なら、やはり「害」を常用漢字表から削除しろと要求すべきだ。そりゃあもちろん、「障害者」という漢字が嫌な人たちはいるだろうし、「被害者」という漢字が嫌な人たちもいるだろう。あるいは「加害者」「迫害者」「侵害者」「殺害者」という漢字が嫌な人たちもいるかもしれない。それらに対する「文化審議会」の見識を示すとなれば、常用漢字表への「碍」の追加などではなく、常用漢字表

  • 情報機器との関係で「叱・填・剥・頬」の許容について考慮すべき | yasuokaの日記 | スラド

    小形さんのとこ経由で、昨日の漢字小委員会の資料のコピーをいただいた。ざっと、目を通してみたのだが、資料2の『意見募集で寄せられた「意見の概要」』の以下の部分が、かなり気になった。 4 字体(67件) ○情報機器との関係で「叱・填・剥・頬」の許容について考慮すべき ○デザイン差として加える字について考慮すべき ○試案の字体に賛成 ○追加される字種の字体をこれまでの字体と統一すべきである この『情報機器との関係で「叱・填・剥・頬」の許容について考慮すべき』というのは、たぶん私(安岡孝一)の意見を含んでいると思うのだが、だとすると、「機器」というのを強調されるのは微妙にマズイ。というのも、現実の問題は「機器」で起こるのではなく、その間の「やりとり」において起こるからだ。 たとえば、文化庁ホームページの文字コードで示した例において、「𠮟」(口へんに七)をマトモに検索できるようにしようとすると、ユ

  • 本件に関する意見募集は平成21年12月24日をもって終了いたしました | yasuokaの日記 | スラド

    今朝の読売新聞(大阪版だと第20458号)に、『豊かな日語めざし拡充を』と題する社説が掲載されていた。 一般の社会生活での漢字使用の目安となる常用漢字表の改定に向けて、文化審議会国語分科会漢字小委員会の検討作業が大詰めを迎えている。 パソコンや携帯電話などの情報機器のキーを押せば、難しい漢字も簡単に表示できる時代だ。インターネット上などで、常用漢字表に入っていない漢字を目にする機会は増えている。 今回の見直しは、パソコンなどの情報機器の普及を踏まえ、常用漢字を大幅に増やしていくことを狙ったものだ。 使える漢字を増やすことで、日語表現もより多様で豊かなものになるにちがいない。 広く国民の意見を聞いて、現代社会に見合った新常用漢字表の制定を目指していくべきだろう。 「広く国民の意見を聞いて」ってのはわかりやすいスローガンなのだけど、だったらなぜ読売新聞は、この社説をパブリックコメントの最中

  • 当用漢字表と林大 | yasuokaの日記 | スラド

    『国語施策百年の歩み』(文化庁、2003年3月)を読んでいたところ、pp.8-34の「〈座談会〉戦後国語施策の出発 ―昭和二十年代を振り返る―」(2002年9月3日、大田区産業プラザ会議室)の中で、林大の以下の発言に出くわした。 それで再検討して千八百五十字の当用漢字表ができた。その原案ができつつあったころに私は国語課に入ったんですけれども、その漢字表については、パージ逃れじゃないけれども、私は関係ございません。 当時の会議資料を読む限りでも、林大が「当用漢字表」(1946年11月5日国語審議会答申)の審議にかかわった形跡はない。代わりに活躍が目立つのは、当時、文部省教科書局国語調査室の嘱託だった三宅武郎だ。「拡」「圧」「脳」などの簡易字体は、三宅武郎が「常用漢字に関する主査委員会」で提案したものだし、氏名等を平易にする法律試案を提出したのも三宅武郎だ。少なくとも林大の名は、表面には出てこ

  • 文化庁ホームページの文字コード | yasuokaの日記 | スラド

    今日が「改定常用漢字表試案への意見」の〆切なので、景気づけに文化庁ホームページの「サイト内検索(e-Gov)」で、問題の4字を検索してみることにした。 「𠮟」検索不能 「塡」検索不能 「剝」検索不能 「頰」検索不能 …っていうか、このホームページ、そもそも文字コードがShift_JISなんだけど。その上、HIDDENパラメータの中に「JCODE=SJIS」ってのがあって、e-GovにはシフトJISしか渡せなくなってる。 仕方がないので、【改定常用漢字表試案への意見】テンプレートで最初に示した4字を、代わりに検索してみた。 「叱」31件ヒット 「填」65件ヒット 「剥」316件ヒット 「頬」6件ヒット ふーん。表外漢字字体表を9年前に答申して、5年10ヶ月前にはJIS X 0213まで改正させたのに、文化庁内部ですらまだこんな状態なのね。まあ、常用漢字表が改定されたら、e-Govの作り直し

  • どうして常用漢字表を改定するハメになったのか | yasuokaの日記 | スラド

    『新常用漢字表が迫るUnicode移行、「シフトJIS」では対応不可能』(日経コンピュータ, No.745 (2009年12月9日), pp.89-93)の読者から、「そもそもどうして常用漢字表を改定しなきゃいけないんですか」と質問された。それはもちろん、平成17年3月30日に文部科学大臣から諮問第15号「情報化時代に対応する漢字政策の在り方について」が文化審議会に対して…、と答えかけて、私(安岡孝一)自身、途中で答につまってしまった。だって、文部科学大臣の諮問は、以下のようなものだったはずだ。 種々の社会変化の中でも,情報化の進展に伴う,パソコンや携帯電話などの情報機器の普及は人々の言語生活とりわけ,その漢字使用に大きな影響を与えている。このような状況にあって「法令,公用文書,新聞,雑誌,放送など,一般の社会生活において,現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安」である常用漢字表(昭和5

  • 【改定常用漢字表試案への意見】テンプレート | yasuokaの日記 | スラド

    『新常用漢字表が迫るUnicode移行、「シフトJIS」では対応不可能』の読者から、「改定常用漢字表試案への意見」の例を書いてほしい、という依頼がかなりたくさん届いた。しかも、電子メールで送れる形にしてほしい、という人が多いらしい。とりあえず、私(安岡孝一)なりのテンプレートを書いてみることにした。 To: kanzihyo@bunka.go.jp Subject: 【改定常用漢字表試案への意見】 氏名・年齢・性別・職業 住所・電話番号 「叱・填・剥・頬」の4字を、それぞれ対応する常用漢字の許容字体として、角括弧つきで併記することを要望します。また、*が付された「彙・茨・淫・牙・葛・韓・嗅・僅・惧・稽・恣・煎・詮・箋・嘲・捗・溺・賭・箸・蔑・喩」の21字および「羨・蔽・籠」の3字については、これまでの常用漢字と同じ構成要素の字体を、やはり許容字体として併記することを要望します。その上で、「

  • 三鷹市が新常用漢字表に「鷹」の追加を再三陳情 | yasuokaの日記 | スラド

    新常用漢字表ガラミの記事をネットサーフィンしていたら、三鷹市が「鷹」の追加をまた陳情した、というニュースを見つけた。 今回公表された試案においても依然として「鷹」が除外されているため、改めて「鷹」の追加字種候補への復活を要望すべく、「鷹」の多様な文化的価値を示す新たな事例を盛り込んだ意見書を12月11日に市長が文化庁に直接提出しました。

  • 「叱・填・剥・頬」は新常用漢字表で許容されているのか? | yasuokaの日記 | スラド

    『新常用漢字表が迫るUnicode移行、「シフトJIS」では対応不可能』(日経コンピュータ, No.745 (2009年12月9日), pp.89-93)に関して、小形克弘さんからコメントがあった。「改定常用漢字表」に関する試案のPDFで28ページ目、以下の「付」に関する話題だ。 付 情報機器に搭載されている印刷文字字体の関係で、表の掲出字体と異なる字体(掲出字体の「頰・賭・剝」に対する「頬・賭・剥」など)しか用いることができない場合については,当該の字体の使用を妨げるものではない。(※「賭」はそれぞれ「貝へんに者」と「貝へんに者」) 私(安岡孝一)個人の意見を言わせてもらえば、「…しか用いることができない場合については」という条件は、正直かなり厳しい。この条件にしたがえば、「𠮟・塡・剝・頰」が使える場合は「𠮟・塡・剝・頰」の方を使え、ということになる。たとえばWindows 200

  • 「シフトJIS」では対応不可能な新常用漢字表 | yasuokaの日記 | スラド

    今日発売された『新常用漢字表が迫るUnicode移行、「シフトJIS」では対応不可能』(日経コンピュータ, No.745 (2009年12月9日), pp.89-93)の読者から、早速、文化審議会国語分科会に陳情したいのだがどうしたらいいのか、という質問が複数あった。文中の どうしても「𠮟」がサポートできそうにないなら、その旨を文化審議会国語分科会に陳情する、という手も残されている。新しい常用漢字表は改正案の段階であり、2009年12月24日までは一般からのコメント(パブリックコメント)を受け付けているからだ。「𠮟」ではなく「叱」を常用漢字にしてほしい、あるいは、「𠮟」の「許容字体」として「叱」を認めてほしい、と陳情するのだ。 に呼応したものだ。とりあえず、パブリックコメントのページをお教えしたが、うーむ、文中にURLかメールアドレス(kanzihyo@bunka.go.jp)く

  • 常用漢字表の改定と人名用漢字 | yasuokaの日記 | スラド

    今朝の朝日新聞(大阪版、第46014号)に、白石明彦の『常用漢字表試案、意見を募集中、24日まで』という記事が載っていた(p.17)。 常用漢字の表で、最初の試案では1点の漢字を備考欄に小さく示したのに対して、「遡[遡]」というように、2点の漢字と同じ大きさで併記する妥協が図られた。 うーむ、新聞紙面だと「遡[遡]」が書き分けられる(最初の遡が2点しんにゅうで、角カッコの中の遡が1点しんにゅう)けど、slashdotのこのページでは無理がある。フォントを指定すれば、まだ何とかなるのだが…。 ちなみに、常用漢字表の許容字体が、こういう風に大きく書かれる形になってしまうと、法務省としては、両方の字体を人名用漢字に認めざるを得なくなってしまうように思える。だって、2点しんにゅうの「遡」よりは1点しんにゅうの「遡」の方が、どう見ても常用平易だもの。でも、もしそうなったら、さて、JIS X 0213

  • 「改定常用漢字表に関する試案」に対する意見募集開始 | yasuokaの日記 | スラド

    「改定常用漢字表に関する試案」に対するパブリックコメントが始まったので、中身をざっと見てみた。今回は、スキャン画像ではなく、ちゃんとしたフォント埋め込みPDFで、埋め込まれているフォントは基的にIPAexJyouyouMincho01という謎のフォントだ。しかも、角カッコの許容字体5字だけは、JS明朝Lightだったりする。 ちなみに、丸カッコの康煕字典体のうち、「眞」「愼」「鎭」「倂」「龍」などの字体が、以前の常用漢字表とは明らかに異なるものになっているのだが、これは意図的にそうしたのだろうか?

    works014
    works014 2009/11/25
    _「丸カッコの康煕字典体のうち、「眞」「愼」「鎭」「倂」「龍」などの字体が」関連_http://d.hatena.ne.jp/NAOI/20090317/