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安岡孝一氏と常用漢字に関するworks014のブックマーク (72)

  • (新)常用漢字の新字旧字「麺」と「麵」 | yasuokaの日記 | スラド

    旧字の「麵」と新字の「麺」のどちらを(新)常用漢字に追加するかだが、実は常用漢字には「麦」に関する字は「麦」1字だけしかないので、普通に考えれば新字の「麺」を(新)常用漢字に追加すべきだ。しかも「麵」は実は「康熙字典体」ではなく、康熙字典では「麪」が「正字」とされているのだから、そもそも「麺」と「麵」という対立自体が変で、「麺」と「麪」の対立で考えるべきだ。 その上JIS X 0213では、「麺」は第1水準漢字、「麵」は第3水準漢字、「麪」は第2水準漢字なので、やはり新字の「麺」に軍配があがる。そう考えると「麵」は、この3字の中でも、最もスジが悪いと言わざるを得ない。

  • (新)常用漢字の新字旧字「曽」と「曾」 | yasuokaの日記 | スラド

    人名用漢字の新字旧字「曽」と「曾」にも書いたが、新字の「曽」が常用平易とみなされて、人名用漢字に追加されたのは、常用漢字の「僧」「層」「増」「憎」「贈」に共通の部分字体だったことが一因だ。だとすると、(新)常用漢字にも「曽」を追加すべきだろう。あえて「曾」を追加する理由はどこにもない。 ただし、「曽」と「曾」をデザイン差だとする最高裁判所の見解に対しては、漢字小委員会としても、今回、ちゃんと異議を唱えておくべきだろう。その点でも、(新)常用漢字に「曽(曾)」という形で追加をおこなうのは、意味のあることだと思う。

  • (新)常用漢字の新字旧字「艶」と「艷」 | yasuokaの日記 | スラド

    「艶」と「艷」のどちらを(新)常用漢字に追加するかだが、これは「艶」で異論ないだろう。現在の常用漢字表は「豊(豐)」「体(體)」「礼(禮)」という風に、むしろカッコ内に「豊」の部分字体を持つ字を多く含んでいるが、だからといって、「艶」を簡化して「艳」にするわけにもいかないので、やはり「艶」で決まりだ。 ただ、「艶」の旧字体が「艷」なのかどうか、については異論があると思う。旧字の「豔」ってのも捨てがたいので、あるいは「艶(豔)」という形で、いわゆる康熙字典体を示すのもアリだろう。さて、漢字小委員会は、このあたりをどうするのかな。

  • (新)常用漢字の新字旧字「填」と「塡」 | yasuokaの日記 | スラド

    (新)常用漢字への追加を考えた場合、やはり旧字の「塡」はスジが悪くて、新字の「填」の方がいいように思える。現在の常用漢字に「真」「慎」「鎮」が含まれているので、それと合わせる意味でも「填」の方がしっくりくる。 そもそも「真」にしたって、当用漢字表では「眞」だったものを、当用漢字字体表で「真」に変えたものだ。「慎」や「鎮」にしても同様である。そういうイキサツがある以上、やはり「塡」よりは「填」を追加すべきだろう。ちなみに、「塡」は人名用漢字だが、「眞」「愼」「鎭」も人名用漢字なので、「填」を(新)常用漢字にしない理由にならない。JIS X 0213を考えても、「填」は第1水準漢字、「塡」は第3水準漢字なので、やはり「填」でいくしかないだろう。

  • 「愉」「諭」「輸」「癒」そして「喻」 | yasuokaの日記 | スラド

    (新)常用漢字に「喻」と「喩」のどちらを追加すべきか。現在の常用漢字に「愉」「諭」「輸」「癒」が含まれているのだから、普通に考えれば「喻」を追加すべきだろう。 ただ、文字コードのことを考えると、話はちょっと複雑になる。JIS X 0213では「喻」と「喩」は同じ1-51-40に包摂されているが、JIS X 0221では「喻」はU+55BB、「喩」はU+55A9と別々になっているからだ。まあ、「喻」が(新)常用漢字に追加されたなら、JIS X 0213としては「喻」に対応するコードを包摂分離することになる、というだけのことだが。

  • 「謁」「喝」「渇」「褐」「掲」そして「葛」 | yasuokaの日記 | スラド

    一昨日の読売新聞(大阪版, 第20041号)をチェックしていたら、左山政樹の『常用漢字2131字必要か』(p.25)という記事が目にとまった。 漢字小委では現在、追加される191字の漢字をどんな形で書くか、つまり字体の論議に入っている。字体が問題になるのは、ざっと30字。その中で例えば、「カツ・くず」と読む「葛」(下半分は匃)と「葛」(下半分は匂)のどちらの形を採用するのか。2000年に当時の国語審議会が定めた「表外漢字字体表」では、「葛」(下半分は匃)の字体を標準としたのに対し、同じような形のある常用漢字の「掲」「褐」「喝」「渇」の右下部分は、「ヒ」の形で統一されている。 正直なところ「葛」は、今回(新)常用漢字に追加される漢字の中では、最も難しい部類に属する。そもそも「匃の葛」と「匂の葛」が同じ文字コードを共有しているので、こういうページでは書き分けることすら難しく、それでいて「匃の葛

  • 「姿」「資」「諮」「次」「盗」そして「茨」「恣」「羡」 | yasuokaの日記 | スラド

    (新)常用漢字に「羨」を追加すべきか「羡」を追加すべきか、これは、かなりややこしい問題だったりする。当用漢字表の「盜」が当用漢字字体表では「盗」になったのだから、(新)常用漢字への追加という点では、「羨」より「羡」の方が先例にかなっている。しかしながら、「羡」はJIS X 0213に収録されていないので、こんな字が(新)常用漢字になったりすると、それはそれでヤヤコシかったりするのだ。 ただ、現時点で常用漢字に含まれている「姿」「資」「諮」「次」「盗」に加えて、「茨」「恣」が(新)常用漢字に追加されると、「羨」だけがサンズイなのは確かに微妙な感じがする。いっそ「盗」も「盜」に戻して、バランスをとるべきだろうか?

  • 「飲」「餓」「館」「飢」「飼」「飾」「飯」「飽」そして「餌」「餠」 | yasuokaの日記 | スラド

    そんなわけで、(新)常用漢字のことが頭から離れなくなってしまったので、とりあえず「餠」をどう(新)常用漢字に追加するか、考えてみたい。ただ、「餠」はかなり手強い漢字なので、へんとつくりに分けてみようと思う。 現時点での常用漢字には「飲」「餓」「館」「飢」「飼」「飾」「飯」「飽」が含まれているから、へんに関しては「飲」にあわせて「新字のへん」にするのが妥当だろう。もし、「餠」と「餌」だけ「旧字のへん」にしたりすると、(新)常用漢字を部首順に並べた時に、10文字中2文字だけが別の字体になって、かなりうっとうしい。一方、つくりに関しては「幷」と「并」のどちらでいくか、ということになるのだが、やはり現時点の常用漢字に「併」「塀」が含まれているから、つくりは新字の「并」でいくしかないと思う。つまり、「新字のへん」に新字の「并」、これが(新)常用漢字としては最も妥当なセンだ。 っていうか、表外漢

  • (新)常用漢字の新字旧字「弥」と「彌」 | yasuokaの日記 | スラド

    小形さんのとこに再びコメントしながら思ったのだが、新字の「弥」と旧字の「彌」については、どちらを(新)常用漢字に追加すべきなのだろう。部分字体の整合性を考えるなら、常用漢字に収録されてるのは「璽」くらいしかないから、当然、旧字の「彌」に軍配が上がるはずだ。それなのに、新字の「弥」を追加したがるのは、どうしてなのか。 標準漢字表(1942年6月17日)では「彌(弥)」だったので、旧字の「彌」の方が優勢だ。人名用漢字別表(1951年5月25日)は新字の「弥」を収録していたが、1962年1月20日に旧字の「彌」も認めたので、現在では「弥」も「彌」も両方とも人名用漢字だ。表外漢字字体表(2000年12月8日)は「弥」も「彌」も含んでいない。 JIS X 0208では、「弥」は第1水準漢字、「彌」は第2水準漢字なので、新字の「弥」の方がちょっと優勢。そう考えると、JIS X 0208での漢字の水準分

  • (新)常用漢字の新字旧字「痩」と「瘦」 | yasuokaの日記 | スラド

    小形さんのとこにコメントしながら思ったのだが、やはり旧字の「瘦」を(新)常用漢字に追加するのは、かなりスジが悪い。というのも、常用漢字には新字の「捜」と「挿」が既に含まれているので、これらとのバランスを考えるなら、新字の「痩」の方が何かと都合がいいからだ。 そもそも「捜」にしたって、当用漢字表では旧字の「搜」だったものを、当用漢字字体表であえて新字の「捜」に変更したものだ。あるいは「挿」にしても、第11期国語審議会では旧字の「插」で議論されていたのに、新漢字表試案で新字の「挿」を新たに作字してまで常用漢字表に収録したものだ。そういうイキサツを考えると、旧字の「瘦」ではなく、新字の「痩」を(新)常用漢字に追加すべきだろう。 ちなみに、新字の「痩」はJIS X 0213の第1水準漢字だが、旧字の「瘦」は第3水準漢字。巷のWWWページや携帯電話を見ても、第3水準の「瘦」などまず使われていない。旧

  • 安岡孝一の日記: (新)常用漢字の「遡」は1点しんにょうか2点しんにょうか

    當山さんのとこにコメントするために、昨日の新聞をチェックしていたのだが、案の定、新規追加4字(刹・椎・賭・遡)のうち「遡」に関しては、新聞によって、1点しんにょうだったり、2点しんにょうだったりしていた。端的には、読売新聞(大阪版、第19990号、p.33)と毎日新聞(大阪版、第45255号、p.26)は1点しんにょうの「遡」で、朝日新聞(大阪版、第45586号、p.28)は2点しんにょうの「遡」だった。 現時点での常用漢字には、しんにょうを含む漢字が、私の知る限り53字(違・遺・逸・運・遠・過・還・逆・近・遇・迎・遣・込・遮・週・述・巡・遵・進・迅・遂・随・髄・逝・遷・選・送・遭・造・速・退・逮・達・遅・逐・追・通・逓・適・迭・途・逃・透・道・導・迫・避・辺・返・遍・迷・遊・連)あるのだが、もちろんいずれも1点しんにょうだ。これに「遡」「遜」「謎」の3字を追加するとして、それらだけを2点

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    —— —— ∗ 1 20 1 28 37 11 250 250 1 JIS 2 (JIS) 3 JIS 3 2.1 9 12 13 1 67 13 7 14 ∗ 1 1: 743 289 ( 1) 4 17 6 17 1134 1320 74 2528 2 3 2 2: 3 3: 4 21 11 5 1850 11 5 ( 4) 11 16 ( 5) 4: 23 6 1 5 5: 6 ( 6) 24 4 28 26 5 14 92 ( 7) 6: 7 7: 8 56 3 23 1945 1945 355 8 ( ) 56 10 1 12 12 8 1022 22 JIS X 0208 ( JIS C 6226 2.3 ) ( 9) 2.2 23 1 1 1850 5 24 4 28 ( 6) 26 5 25 92 51 7 30 28 54 1 25 2 4 56 5 14 1945 35