プロ3年目の2013年、守っては先発にリリーフに、打っては4番としてサウス ディオーネの中心選手となった宮原 臣佳選手。今季は投手としては32試合に登板し、12勝9敗5セーブ。完投は実に12、防御率2.12という文句のない成績。打者としては主に4番DHとして44試合に出場。投打にわたってチームの大黒柱として活躍しました。 シーズン終了直後、右ひじ手術に臨んだ宮原選手に、術後の経過、野球を始めたきっかけ、プロ選手として心がけていることなどを伺いました。 ――シーズン終了後に右肘頭の骨棘形成による剥離骨折、離脱性骨軟骨炎が判明。11月21日に内視鏡手術を受けました。現在の体調はいかがですか? 宮原臣佳選手(以下、宮原) シーズン途中に「ひじが痛いな」ということは何度かあったんですけど、ずっと痛いわけではなくて、ちょっと休めば何とか投げられたんです。でも、シーズン後半にレントゲンを撮ったら骨棘が