「こっから先は修行っす」 スキップの松村雄太(永山運送株式会社)は、ラウンドロビン(予選リーグ)突破を4位で決めたあと、そう言って苦笑いを浮かべた。それでも、強い相手と楽しそうにプレーしているようだけど、と伝えると、うーんと首を傾げる。 「楽しいっちゃ楽しいんですかね。でも正直、そこまで到達してないというか、そんな余裕はないっすね」 初の世界選手権に挑んだ日本代表のコンサドーレは、大会序盤から好調を維持し、今季のツアーランキング首位を走る準優勝のカナダ代表チーム(Koe)に勝利するなど星を稼いだ。9勝3敗の4位でラウンドロビン(予選リーグ)を通過したが、サードの清水徹郎(株式会社シズナイロゴス)が「楽な試合なんてなかった。ギリギリで食らいついていけたのは良かったけれど、大会前は『1勝もできないかもな』と思ってたくらいですから」と語ったようにタフなゲームが続いた。 それでも大会を通して90%
「ショットはかなりまとまってきた。あとは、キーショットだけ集中して決めることができれば十分に狙える」 韓国の江陵カーリングセンターで開催されたパシフィック・アジア・カーリング選手権(以下、PACC)。ラウンドロビン(予選リーグ)で中国に土をつけられたあと、男子日本代表(コンサドーレ)のリード・阿部晋也は、初優勝の可能性についてそう語った。 7勝1敗の2位通過ながら、ラウンドロビンの日本は確かに、阿部をはじめ、セカンドの谷田康真、サードの清水徹郎、スキップの松村雄太と、ポジションごとに高いショット率を残した。 その結果、有利な後攻で複数得点を獲得し、先攻では相手のチャンスを摘みながら、相手にプレッシャーショットを強いてきた。カーリングでは王道とも言える、エンドの構築を貫くことができていた。 準決勝のニュージーランド戦も同様だ。松村のフィニッシュにミスが出て、序盤はスティールを許すなどバタつく
代表選手たちを一挙ご紹介します。 (速報版、写真付きでより詳しい選手紹介は現在準備中です)...記事を見る
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く