28歳でプロ野球の現役引退。33歳の時につくば秀英高に地理歴史科教員として着任。野球部を創設して創部3年目にして夏の県大会ベスト8へ。2005年から川越東高。2009年秋の県大会でベスト4進出。栗山監督とはヤクルト時代に5年間チームメイトだった。 一大決心だったのではないかと想像する。 先日、川越東(埼玉)高校の監督、阿井英二郎が日本ハムのヘッドコーチに就任するという発表があった。 8年ほど前、阿井がまだ茨城・つくば秀英高校に勤めていた頃にじっくりと話を聞く機会があった。そのとき、阿井はこんな風に語っていたものだ。 「野球って、新聞とかで毎日報道されてるからものすごい大きな世界かと思ってたけど、実際は、野球に携わってる人なんて、ほんの数パーセントなんだよね。でも、たとえば医療であれば、ほとんど全員が何らかの形で携わってるわけじゃない。それを考えたら、なんて小さな世界だったんだろうと思ってね
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