2014年03月02日14:19 カテゴリ王将戦 王将戦もう一つの激闘 スポニチ勝者罰ゲーム? 王将戦第五局は渡辺明の快勝。羽生善治が渡辺の飛車を捕獲しにきたところを、一瞬の隙を突いて猛攻を決めて押しきった。渡辺らしい鋭い切れ味が遺憾なく発揮された将棋だった。 羽生は他にも攻め筋があるところを△8六歩と工夫した。以下8七に歩をたたいて▲同金ならこの飛車を捕獲する筋で先手は飛車を渡すともろい形なのでいかにも指せそうで、その先は深く読まず、他の筋を深く読んでいたのかもしれない。しかし、仮にそうであるにしても渡辺の切り返しは見事で油断も隙もあったものではない。 本局は▲3五歩という周到な研究からの鋭い踏み込みと渡辺の強さが出た。一方、羽生はそういう渡辺の緻密な序盤の組み立てと鋭い踏み込みに対して、意表をつく大局観や独特の終盤センスで対抗する。一つ間違えばすぐどちらかに傾いてしまう張り詰めた緊張感
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