プロ野球開幕。というと、やっぱりジッとしてはいられなかった。 必死で体に染み付けてきたんだから、そのリズムはそうそう拭いされるものではない。 「プロ野球画報」第三章の始まりである。 唐突だが、第三章は千葉ロッテマリーンズを描こうと決めた! これまで同様、戦力として絵を描きたい。 さて、ではなぜロッテなのか。 話は一昨年まで遡る。 2014年シーズン、「プロ野球画報」が〈ぴあ〉から出版されることになったときのことだ。 出版に際しては、12球団から承諾を得なければならなかった。 全チームの選手、意匠(マーク等)を描いているからだ。 NPBの会議にかけてもらい、各球団にいくら支払うとか、そういう細かいところまで詰めてようやく許可された。 さて、出版とは別に展覧会も企画していた。例年開催している僕の個展である。 これに関しては、出版とは別に再度12球団へ許諾申請するように言われた。 この辺りがなか