カーリングのパシフィック・アジア選手権代表決定戦最終日は20日、北海道北見市のアドヴィックス常呂カーリングホールで行われ、男子で平昌冬季五輪出場のSC軽井沢クが日本選手権覇者のチームIWAIを10-3で下し、通算3勝1敗で代表に決まった。 チームIWAIは真っ向勝負を演じたが、精度の高いショットを続ける相手に完敗した。32歳のスキップ岩井は「五輪チームの強さを肌で体感した」と力量差を認めるしかなかった。 ただ、現在のチームは今季結成したばかりで伸び盛りとあって、18歳で最終2投を任せられている青木は「自分たちがミスしなければ勝てる」と手応えをつかんだ様子だ。恐れ知らずの後輩を岩井は「謎の自信がある」と頼もしげに見やった。