タグ

ブックマーク / nhkbook-hiraku.com (6)

  • 連載 シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その6)|本がひらく

    重田園江さんの連載「アナキスト思想家列伝」第22回! 今回からいよいよグレーバーの超分厚い「主著」を解説してもらいます。行きがかり上(?)ソシュールの構造言語学のびっくりするぐらい分かりやすい解説も出てきます! ※これまでの各シリーズは下記よりお読みいただけます。 「序 私はいかにして心配するのをやめ、アナキストについて書くことにしたか」へ 「ジェイン・ジェイコブズ編」の第1回へ 「ヴァンダナ・シヴァ編」の第1回へ 「ねこと森政稔」の第1回へ 「ポランニーとグレーバー」の第1回へ 「グレーバー」の第1回へ 天気予報と下北沢 毎日暑い。暑さについては、お天気キャスターや気象予報士がエルニーニョやラニーニョなど、何やらかわいい名前の現象と関連づけて解説してくれている。そして、「○十年に一度の暑さ」だとか毎年のように言っていたと思ったら、とうとう今年は世界の気温が観測史上最高の7月、そして8月に

    連載 シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その6)|本がひらく
  • 連載 シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その5)|本がひらく

    政治思想史家・重田園江さんの好評連載「アナキスト思想家列伝」第21回!  今回は、日でもベストセラーになった文明史についてグレーバーらが抱いていた疑問を解説します。 ※これまでの各シリーズは下記よりお読みいただけます。 「序 私はいかにして心配するのをやめ、アナキストについて書くことにしたか」へ 「ジェイン・ジェイコブズ編」の第1回へ 「ヴァンダナ・シヴァ編」の第1回へ 「ねこと森政稔」の第1回へ 「ポランニーとグレーバー」の第1回へ 「グレーバー」の第1回へ 考古学とのコラボレーション このように見てくると、文明の進歩と、小さく単純な社会から大きくて複雑な国家への発展という歴史像への疑念は、人類学における一つの伝統だといえる。あるいは文明史に対する人類学的懐疑といってもよい。こうした伝統を受け継ぐ新たな試みとして、グレーバーとウェングロウの『万物の黎明』を位置づけることができる。ここ

    連載 シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その5)|本がひらく
  • 連載 シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その4)|本がひらく

    政治思想史家・重田園江さんの好評連載「アナキスト思想家列伝」第20回!  今回はグレーバーの遺著の意図を伝えながら、日でも売れつづけているスコット著『ゾミア』と関連させ、「国家に抗する社会」という視点を解説します。 ※これまでの各シリーズは下記よりお読みいただけます。 「序 私はいかにして心配するのをやめ、アナキストについて書くことにしたか」へ 「ジェイン・ジェイコブズ編」の第1回へ 「ヴァンダナ・シヴァ編」の第1回へ 「ねこと森政稔」の第1回へ 「ポランニーとグレーバー」の第1回へ 「グレーバー」の第1回へ 遺著『万物の黎明』は何を目指したか グレーバーの民主主義=アナキズム像を知って胸が熱くなってきた。そこで次に、The Dawn of Everything: A New History of Humanity(以下、文中では『万物の黎明』)を取り上げることにしよう。これは、グレー

    連載 シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その4)|本がひらく
    yomayoma
    yomayoma 2023/12/03
    “ジェームズ・C・スコット”
  • 連載 シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その3)|本がひらく

    政治思想史家・重田園江さんの好評連載「アナキスト思想家列伝」第19回! 今回はデイヴィッド・グレーバーの回の3回目。その著作群の全体像を鮮やかに描き出します! ※これまでの各シリーズは下記よりお読みいただけます。 「序 私はいかにして心配するのをやめ、アナキストについて書くことにしたか」へ 「ジェイン・ジェイコブズ編」の第1回へ 「ヴァンダナ・シヴァ編」の第1回へ 「ねこと森政稔」の第1回へ 「ポランニーとグレーバー」の第1回へ 「欧米とそれ以外」という世界像を批判する 西欧/欧米とそれ以外の地域や文化の区分を自明とする世界像の批判と、グレーバーにおけるアナキズム観には深い関係がある。つまり、人類学者としての仕事と社会運動の実践家としての活動とは結びついているのだ。では両者の関係はどのようなものなのか。これを明らかにするために、はじめに『民主主義の非西洋起源について』を取り上げる。この翻訳

    連載 シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その3)|本がひらく
  • 連載 シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その2)|本がひらく

    政治思想史家・重田園江さんの好評連載「アナキスト思想家列伝」第18回! 今回は(3年前に)急死の報が世界を駆けめぐったデイヴィッド・グレーバーの回の2回目です。人類学者であり、かつ、活動家であったグレーバーの生い立ちから! ※これまでの各シリーズは下記よりお読みいただけます。 「序 私はいかにして心配するのをやめ、アナキストについて書くことにしたか」へ 「ジェイン・ジェイコブズ編」の第1回へ 「ヴァンダナ・シヴァ編」の第1回へ 「ねこと森政稔」の第1回へ 「ポランニーとグレーバー」の第1回へ 「アナキズム的な創造性」の特徴 とても遠くにいそうな、生態学者で植物学者で地理学者で都市学者でもあるゲデスや、元化学者でノーベル化学賞を取ったのに異端の経済学者となったソディと、人類学者のグレーバーが、いずれもアナキズム的な社会構想に活路を見出したのは、いったいなぜなのだろう。 すでに述べたとおり、私

    連載 シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その2)|本がひらく
  • 連載 シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その1)|本がひらく

    政治思想史家・重田園江さんの好評連載「アナキスト思想家列伝」第17回! 久々の掲載です! 間が空いた理由は文をご覧ください。今回からついにデヴィッド・グレーバーを取り上げます! ※これまでの各シリーズは下記よりお読みいただけます。 「序 私はいかにして心配するのをやめ、アナキストについて書くことにしたか」へ 「ジェイン・ジェイコブズ編」の第1回へ 「ヴァンダナ・シヴァ編」の第1回へ 「ねこと森政稔」の第1回へ 「ポランニーとグレーバー」の第1回へ を書いていた みなさまおひさしぶりです。たいがいにせい、というくらい間が空いてしまった。「連載どうなるんですか」「グレーバー篇が楽しみです」などと、半年くらい前まではときどき言われていたが、最近はそれすらなくなって読者も忘れているらしい。まことに月日は百代の過客ってとこですな。 さっき確認したところ、前回「第4章 ポランニーとグレーバー(その

    連載 シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その1)|本がひらく
  • 1