新型コロナウイルスに感染し死亡した人が、過去最多のペースで増えている。朝日新聞の集計では、27日の死者数は「第7波」で最大だった347人を上回る438人となった。同日までの1週間平均でも1日あたり313・7人で、12日に200人を超えてから2週間余りで約1・5倍に増えた。 厚生労働省に助言する専門家組織は28日の会合で、「死者数は、これまでの最高値を超えており、引き続き増加が懸念される」と注意を呼びかけた。 厚労省によると、全国の新規感染者は、直近1週間と比べ、1・1倍と増加速度は低下。一方、死者数は第7波を上回るペースで増えている。死者増加の原因について、専門家組織は「はっきりしない」とするが、自治体が把握できていない感染者が相当数いたり、医療逼迫(ひっぱく)の影響を受けていたりする可能性が指摘されている。また、オミクロン株が流行して以降、感染後に心臓や腎臓などの持病が急に悪化して亡くな
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