人類の歴史はコミュニケーションの進化の歴史でもある。20世紀以降、郵便は基本的なコミュニケーションの形態であったが、電子メールの発明により、2つのことが変化した。メールの送信費用が安くなり、瞬時に配信されるようになったのである。電子メールは、企業、個人の両方からコミュニケーション手段として支持された。 しかし、現在、電子メールは競争の激化に直面している。チャット、テキストメッセージ、「Twitter」、ソーシャルネットワーク、さらにはライフストリーミングツールにより、電子メールの利用が減少している。ここでは、何が起こっているのかを確認し、電子メールが危機に瀕しているのかどうかを見極めようと思う。 Twitterの問題 Twitterは、パブリックなブロードキャスト通信のギャップから、生み出された。電子メールでTwitterを行うのは、不可能ではないとしてもスマートではない。Twitterが
I Freed Myself From E-Mail’s Grip | The New York Times IBM の Luis Suarez さんの仕事はだれもがやっているようなことです。社内のさまざまなプロジェクトについて同僚らと相談したり、質問に答えて、調整を行なってというような内容です。問題は、彼はスペイン沖のカナリア諸島に住んでいて、ニューヨークの社員と、オランダの社員と時差を越えてやりとりをしなければいけないという点です。 時差があるということは、大西洋のどちらの側にいる人と連絡をとるにしても、時間は非常に限られていて、効率的にコミュニケーションをはからなければいけないということです。しかしそれを電子メールに頼っているのでは、メールがさらにメールを呼び、そのサイクルは管理しきれないようになってきていました。 そこで彼はメールにかわる別の手段でコミュニケーションをとるようにして
時間管理(タイムマネジメント)の著者兼講師が運営するブログです。「時間管理」はもちろん「働くこと」に関する情報やノウハウをお伝えしてはや5年。まだまだ続きます! こんにちは。水口です。 今日は、「Eメール」関係の話です。 ■ Eメール関連のマナー・しきたりの不思議さ こんなコラムがありました。 テクノロジー解放日記 > Eメールマナー研修で困る : ITmedia オルタナティブ・ブログ (『』内は引用です) 『 皆さんの会社では一体どうしているだろうか?いわゆる「ビジネスマナー講座」の ような講座や、あるいは書籍では、電子メールのマナーについては詳しく触れられて いないように思う。(中略) なぜだろう?答えは明らかだ。まだ「マナー」と呼んでいいような作法の集合が存在 しないのだ。電子メールの作法には、実に沢山の流派がある。(後略)』 とあります。 そう言われると、確かに思い当たる節はあり
送信の際に注意を払わない「うっかりミス」が多発しているが、業務には影響を与えないと考えるビジネスパーソンが多いことが明らかになった。HDE調べ。 メール暗号化サービスを展開するHDEは4月23日、業務で電子メールを利用するユーザーに「メール誤送信」の調査を実施し、結果を発表した。 ユーザーの約7割(66.2%)がメールを誤って送信したことがあると答えた。誤送信の内容は「ファイルを添付せずに送信」「書きかけのメールを送信」「メールアドレスの選択ミス」など、送信の際に注意を払わない「うっかりミス」が多いことが分かった。 メール誤送信の影響として、「特に影響はなかった」という回答が9割を超えた。間違えて電子メールを送信しても、業務への影響は低いと考える回答者が多くを占めることが明らかになった。 誤送信の対策として「送信前に目視で確認」が6割の回答を集めた。そのほか、「アドレス帳の活用」「あて先を
7割がメール誤送信の経験あり、でも「ビジネスへの影響度は低い」!? @ ITmedia Biz.ID 添付忘れも含めて誤送であれば、もちろん私も経験あります。 いや、そんなぬるい間違いだけでなく本来送るべき人では無い人にもメールを送信してしまった経験もあります。 大学生の頃ですが、社会人の友達とメールのやり取りをしていて(向こうは仕事中)、そのメールのあて先に友人の同僚が入っていることに気づかずにふざけたメールを返信してしまったことがあります。 それがトラウマになってか、それ以来間違った人に送ってしまうというミスは起こしていません。 社会人になってやったことがあるミスは、システムからメールを送信をテストする際に、誤ってMLに大量に流してしまった事・・・。 しかも3000通ほど・・・。 前の席の上司の席から悲鳴が聞こえてきましたけどね。 メールの誤送を防ぐ方法は、1にも2にもよく内容を確認す
3月18日,明治記念館で講演を行った。ここでの講演は2005年以来,連続4年になる。落ち着きのある低層の建物と広々した芝生の庭が好きで,いつも楽しみにしている。 講演テーマは「NGN/ワイヤレス・ブロードバンドで進化する企業ネットワークの新展開」で,ワイヤレス・ブロードバンドとNGNが中心だった。しかし,サブテーマの中で「激減する電話をどう扱うか」について話した。 今回は久しぶりにIP電話について述べたいと思う。言いたいことは単純で,電話はメールによって駆逐され使われなくなっているので,「通話料削減」とか「電話の取次ぎ,話中の削減による時間の節約」などというIP電話やユニファイド・コミュニケーションの導入目的はほとんど成立しなくなった,ということだ。 この10年で通信の最大の変化はメールが電話を駆逐したこと ネットワークの世界はこの数年,私たちの想像より現実の変化の方が大きく,統計やアンケ
マイアミ発--Future of Web Apps(FOWA)カンファレンスで行われた電子メールに関する議論を聞いていたら、恐らく携帯電話事業者か米国内航空会社の議論と勘違いしただろう。出席者からは、(メールは)もはや時代遅れで、後進的で、誰もが嫌っている、という厳しい意見が相次いだ。 Technoratiの元社員で現在はGoogleのエンジニアであるKevin Marks氏は、GoogleのOpenSocialプロジェクトとSocial Graph APIについての説明の中で、電子メールは「場違いの古いアイデアだ」と語った。 Marks氏は、「電子メールは、一部のユーザーの間ではすでに過去の物となっている。より若い世代のユーザーは、電子メールなど使わない」とし、若いウェブユーザーは、電子メールを捨て、Facebookの内部メッセージングサービスや携帯電話のテキストメッセージに乗り換え始め
メール依存から脱却進む,2.0系が現実の選択肢に @ ITpro 2008年以内に大きく変わるかどうかは、疑問ですがメールシステム自体が徐々に変わっていくことになるのは止められない流れではないでしょうか。 メールシステム自体は、インターネットの初期の頃から存在し、それ以降システム自体に大きな変化は起きていません。 当時の仕様を無理やり使っているといった感じです。 作り自体に元々無理がある点と、昨今ではSPAMメールの対応に追われ、企業ではその対策に講じる予算は馬鹿にならないレベルになってしまっているため、各企業ではメールシステム自体をお荷物と考えている場合もあるのではないでしょうか。 メールシステム自体は、その利便性から90年代後半から急速に企業内に浸透していきました。 それは、企業間や従業員間でコミュニケーションを取る手段として最適だと思われていたからです。 しかし、今やWeb2.0の波
過去10年以上にわたって,電子メールはWebブラウザと並ぶインターネット普及のキラー・アプリケーションだった。2008年には,電子メールに大きく依存した企業のITコミュニケーションの形が,変わっていくのではないか。 確かに電子メールは便利なものだ。だが現在,ちょっとした報告から,共同での文書作成まで,とにかくメールの洪水である。最近ではメール依存の弊害を感じることも,少なくないだろう。 特に複数で共同作業を進めようとすると,タイトルに「Re:」が,本文に「>」がいくつも重なっていく。添付ファイルを含めた検索能力も必要十分とは言い難い。電子メールは思っているほど便利なものではなくなった。 メールで共同作業は進めづらい もう1つ重要なのは,ベンダー側がポスト電子メールをにらんだ商品を積極的に展開していることである。 元々は消費者向けだったブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
企業のナレッジマネジメントは進化し、社内外のコミュニケーションツールもグループウエアやイントラブログや社内SNS等多様化してきました。 しかし、多くの企業においては、10年以上も前から利用されている電子メールがメインのコミュニケーションツールとなっているのは否定できない事実ではないでしょうか? 年寄り専用の電子メール? スラッシュドットジャパンの「電子メールは年寄り専用に?」という記事を読みました。25歳以上のビジネスパーソンは電子メールのない生活は考えられないが、25歳以下の世代は、電子メールがなくてもSNSやIM等があり、違和感なくコミュニケーションができるというのが現状です。おそらく、このまま25歳以下の世代が、ビジネスの社会で中心的な存在になったときに、電子メールによるコミュニケーションという手段はプライオリティの低い位置づけになっているのかもしれません。 電子メールは企業の生産性
IT業界に関連している方に、IPベースアプリケーションの「キラーアプリ」は何かとたずねられたら、ほとんどの人がWeb2.0のベースとなる「Webブラウザ」と答えるのではないだろうか。「Webブラウザ」は、検索するときにも、ECでショッピングをするときにも、ゲームをする際にも利用する。しかし、逆の見方をすれば、OS的であり、ユーザから見れば単独のアプリケーションとは認識しにくい面もある。一般の方に、パソコンや携帯からのインターネットは何に利用していますかたずねたら、いまだに「メール」と答える方が多いのではないだろうか(注)。今後、全ての固定電話と携帯電話がIPベースとなれば、ユーザが認識しないうちに、キラーアプリはIP電話になってしまうかもしれないが、現時点では一番普及し、IPになって新たに市場を作ったというキラーアプリは、電子メールである。 携帯メールを含む電子メールを理解するとき、電話と
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