2013/1/31 JEPAセミナー Plat13 発表資料。 特にトピックが思いつかなかったので、自分の話したいことだけ話してしまいました。
2010年、電子書籍元年と言われました。1年経て注目のフォーマットEPUBの議論もだいぶと目にするようになってきました。しかし、依然としてまとまらないような気がしてなりません。 見えてくるのはフォーマットやリーダの乱立した混戦模様。国内の群雄割拠ぶりはこちらの電子書籍情報まとめノートさんのエントリに詳しいですが、多分このまままとまらないであろうこと、そしてまた5年後か10年後かに「今年こそは電子書籍元年だ」って同じように言ってるんだろうなぁという将来が容易に想像できます。シグマブックやWordsGear、リブリエのように歴史はやっぱり繰り返すのです。 最近は特にEPUBの議論を目にしたりするのですが、どうしても違和感を感じてなりません。EPUBでなきゃいけない理由が無いんじゃないかというのが僕の主張。 例えば、EPUBを始めとする電子書籍のメリットとしてリフローである(文字の大きさや画面の
スキャンを始めると、まず最初に悩むことになるのが、画質だと思いますが、結論からいいますと、自炊のときの画質は、300dpi(後述)で十分でしょうということになります。 Canon ドキュメントスキャナ― imageFORMULA DR-150 A4対応 CISセンサー 読取速度A4カラー10枚/分,A4白黒15枚/分 給紙枚数20枚 USBバスパワー駆動 ソフトウェア内蔵 スタイリッシュ&コンパクトモデル 出版社/メーカー: キヤノン発売日: 2009/10/16メディア: Personal Computers購入: 18人 クリック: 201回この商品を含むブログ (40件) を見る ScanSnap、ImageFOMURA等、個人利用向けオートドキュメントフィード(ADF)機能付スキャナーでは、600dpiでのスキャンにも対応しています。しかし、この画質でのスキャンは、イラストなど極力
2013年12月18日に行われたJEPAセミナー「電子書籍実務者は見た!」のレポートです。動画やプレゼン資料は epubcafé にアップロードされていますので、詳細はそちらをご覧下さい。2時間半くらいのセミナーです。「今のワークフロー、ここがヘン」「ここさえ気をつければ、もっと効率的にできるのに」「せめてこれだけはやめてほしい」といったディープな情報が公開されていました。 登壇者は、上の写真で向かって左から田嶋淳さん(三陽社メディア開発室)、林智彦さん(朝日新聞社)、大江和久さん(株式会社ラング)、梅屋文彦さん(SBクリエイティブ)、安井一弥さん(Office KZ)です。 このセミナーは、「電子書籍」が日本でブレイクしない理由の1つとして「『電子書籍』にふさわしいワークフローが確立されていない」ことを挙げ、紙の書籍に最適化されたワークフローで現場にどんな問題が起きているのか、どんな見直
昨日は別にいいかと書いたし、サムネイル用写真も昨日の流用ですが、昨日Twitter上で知った「事件」に思うところあり、やっぱり書くことにしました。 武蔵大学「クリエイティブ・ライティング」特別講演をした事です。 その内容ではなく、その途中で実施した挙手アンケートで、俺は愕然としたのです。 ちなみに昨日の「事件」とは、こちら。 ■文庫だけでなくコミックも!角川書店Kindle版電子書籍70%オフセール中だぞ急げ! 角川文庫、角川ホラー文庫の小説のみならず、エース・コミックスやあすかコミックスなどマンガの単行本のKindle版電子書籍が、軒並み70%オフセールとなったのでした。 俺も『強殖装甲ガイバー 』Kindle版全巻買っちゃったし。 で、一体講義の最中一体何が「事件」だったかと言うと…… この前嵐のように拡散された「電子書籍の現状」について補足する この記事の主旨は、「学生よ、本を買え。
2014年2月6日 (木) 平素は、エルパカBOOKSをご利用いただきありがとうございます。 2014年2月24日(月)18時をもちまして「電子書籍」のサービスを終了させていただきました。 ご利用いただき誠にありがとうございました。 エルパカBOOKSについては、いままで通り展開してまいりますので 引き続きのご愛顧、宜しくお願い申し上げます。 エルパカBOOKS
大日本印刷(株)は、(株)宝島ワンダーネットと協力し、電子書籍の書き下ろし小説レーベル「文力(ぶんりき)」文力(ぶんりき)ノベルスを立ち上げた。 文力ノベルスでは、7月25日より浅倉卓弥氏とたなか雄一狼氏の連載小説2作品を、DNPグループが運営する電子書籍と紙の書籍を販売するハイブリッド型総合書店「honto(ホント)」honto(ホント)などの各電子書店で毎週発売する。 文力ノベルスは、新たな電子出版モデルの構築に取り組むプロジェクトレーベルで、書き下ろし小説を週1回の連載として電子書籍で配信していく。 また、文力ノベルス専用のFacebookの開設や執筆中の作家が参加するイベントの開催など、読者と作家とのコミュニケーションの場を提供していく。Facebookでは、作家からのコメント投稿や読者からの感想の投稿などを計画している。
雑誌, 新聞2013年6月2日の日経朝刊19面、「経済誌のバックナンバーを電子化 図書館向けに」より。『週刊ダイヤモンド』のバックナンバー4,000冊を電子化して、図書館での貸し出し向けに販売するという取り組みについての記事。時代の流れは完全にそっちだし、書籍よりも綴じが粗い雑誌のアーカイブ方法としては絶対的に電子化の方が優れていると思うので取り組み自体はいいのだが、図書館での貸し出し方法が……。馬鹿なの? 利用者はまず、この「デジタルアーカイブス」を購入した図書館にタブレット端末やスマートフォンから登録。ログインして目次や著者名から記事を検索し、読みたい号を1冊単位で ”借りる” ことができる。図書館が定めた貸出期間中は、表紙や広告を含めて全ページを端末上で閲覧できる。ここまではええ感じ。未来って感じ。で、次に続く一文で全部ぶち壊し。太字にさせていただきます。 1人の利用者が借りている間
JEPAセミナー「セルフパブリッシング狂時代」のまとめと、アウェー感に関する率直な感想 カテゴリ: セルフパブリッシング狂時代 日本電子出版協会(JEPA)が主催するセミナーで、「セルフパブリッシング狂時代」と題したプレゼン&パネルディスカッションをしてきました。 イベントは、私と、鈴木秀生さんと、いしたにまさきさんによる三者三様の立場から話をしたのですが、セミナーを通じて頻出したキーワードは「ブログ」でした。 そもそも「セルフパブリッシング」というのは、狭義にとらえれば、「書いて、作って、売るという3つプロセスを一人でやること」を意味します。原稿を執筆して、EPUBのファイルを制作して、本をプロモーションするという、それぞれに困難の伴う大変な作業が、実はブログを使うことによって解決する(あるいはその可能性がある)ということが、それぞれの立場から語られた会だったと言えると思います。 象徴的
EPUB 第25回 セルフパブリッシング狂時代 * – epubcafé 登壇者がライブドアブログ担当ディレクターの佐々木大輔さん、ブログ「みたいもん!」のいしたにまさきさん、業界関係者にさまざまな波紋を投げかけたブログ「電子書籍の世紀-21st century eBook Story-」の鈴木秀生さんで、テーマがセルフパブリッシングということで、こりゃ面白そうだと行ってきました。司会は電書ちゃんのでんでんコンバータを作った高瀬拓史(ろす)さんです。 ちなみに日本電子出版協会(JEPA)主催のセミナーなので会員社なら無料ですが、フリーランスだとお金がかかります。2000円ですけど。登壇者のどなたか失念してしまったのですが「セルフパブリッシングがテーマということで著者の方が多いかと思っていたら、意外と出版社の方が多かった」とおっしゃっていましたが、まあ会員社の方が多かったのだろうな、と。 で
原口一博「グーグルアースを見ればどこに艦船があるかわかる」 Google Earthがリアルタイムで偵察衛星だと思ってる人、生まれてはじめて見た!! これなら高いお金だして偵察衛星いらないじゃん(爆笑)。なんで日本が偵察衛星導入するのに反対しなかったんだ、原口さん? Googleは公開されている衛星写真とか航空写真をデータベースに取り込んで画像処理をしているわけだが、もしこれがリアルタイムならどんだけGoogleは世界中に静止衛星(地球の自転と同じ周期で公転しているのでさらに止まって見えるような人工衛星)持ってるんだ、くらいわからないのかなと思う。こうした「あり得ないことを丸々鵜呑みで信じてしまう」という思考回路は放射脳にも共通しているわけだが、原口氏はそういえば「福島の子供全員を避難させるべき」って山本太郎レベルの主張していたことを思い出した。共通している思考回路ですわ・・・。 それはさ
「ぷよぷよ」などを生み出したゲームクリエイターとして知られ、近年は電子書籍関連の取り組みにも積極的な米光一成氏らが、iPhone向け電書アプリ「電書カプセル」を近く公開する。阿佐ヶ谷ロフトAで行われたお披露目イベントの様子を紹介しよう。 大ヒットゲーム「ぷよぷよ」を作ったゲームクリエイターとして知られる、立命館大学映像学部教授の米光一成氏。対面で電子書籍を販売する「電書フリマ」を開催したり、「電書雑誌よねみつ」をサイト上で実験的に販売したりと、近年は電子書籍関連のプロジェクトを積極的に手がけている。 そんな同氏が監督を務めるiPhone向け電子書籍アプリ「電書カプセル」が、App Storeで近く公開される。同アプリの大きな特長は、販売したコンテンツを書き手がいつでも追加・修正できる点。「読むたびに中身が増えている魔法の本」(米光氏)を、アプリを通じて配信するというのだ。開発陣たちは「ライ
いよいよamazonからkindleが発売され、日本の電子書籍時代が幕を開けたと言われている。一方で、オープン当初のラインナップは5万冊にとどまり、amazonが出版社との交渉に難航している様子がうかがわれる。 一般消費者から見たら、「どうせデータはあるんだから、それをPDFにするだけじゃないか。なんで電子書籍を出さないのか?」という疑問があることだろう。 その理由としてよく言われるのは「中抜きされることを恐れてどうの」とか「書店への配慮がどうの」という意見だ。しかしこれらは本質的な論点ではない。というのも、 ・一般の読者が考えているよりも、本づくり(それがマンガや小説であっても)において編集者と作家の二人三脚は欠かせない。作家がひとりで締め切りを守って作品を作るということは、ほぼ不可能である。中にはそういう人もいるかもしれないが、実際は、打ち合わせをしてアイデアを練ったり、そろそろ締め切
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