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2012年11月2日のブックマーク (3件)

  • 地理を抜きに国家は語れません : 海国防衛ジャーナル

    司馬遼太郎作品の好き嫌いや、氏の歴史観はさておき、その小説の中には示唆的なフレーズがちりばめられています。 国家というのは基的に地理によって制約される。地理的制約が国家の性格の基の部分をつくり、さらには対外国の姿勢の基部分をつくり、そしてそれらはきわめて厄介なことに、その時代々々の国家が持つ意思以前のことに属する。 端的な文章ですが、意味するところは深いですね。 地理が国家のすべてを決定するわけではありませんが、国家観や、戦略、戦術、そして国家の意思や世論といったものが形作られる際、地理という要素を無視してしまうと、どこかに歪みというか無理が生じてしまいます。 地理はテクノロジーの発達で克服できる場合もありますが、その制約から完璧に逃れることはできません。戦略家のコリン・グレイは、核戦略もサイバー戦も厳密には「地理を超えることはできない」としています。 昨今のホット・トピックスである

    地理を抜きに国家は語れません : 海国防衛ジャーナル
  • ●「惨敗に終わった小泉・プーチン会談」(EJ第3420号)

    どうして小泉首相は、ロシアのプーチン大統領を挑発したので しょうか。 いずれにしても、2004年9月2日(ロシアから見て対日戦 争終結記念日)に小泉首相が海上保安庁の巡視艇に乗って失われ た領土を視察に行ったのは、けっして偶然ではないのです。小泉 首相としては、プーチン大統領に対して何らかのメッセージを送 りたかったのだと思います。 なぜ、9月2日だったのかについては、もうひとつの要素があ ります。それは、9月1日から3日にかけて起こった「ベスラン 学校占拠事件」です。ロシアの北オセアニア共和国ベスラン市の ベスラン第一中学校が、チェチェン共和国の独立派を中心とする 多国籍武装集団に占拠されたのです。 事件は悲惨な結果に終りました。7歳から18歳の少年少女と その保護者1181人が人質になり、3日間の膠着状態に陥った 後に治安部隊との銃撃戦になり、制圧はしたものの、386人が 死亡し、70

    ●「惨敗に終わった小泉・プーチン会談」(EJ第3420号)
  • オホーツク海で対艦ミサイル発射訓練が行なわれた | ロシア海軍情報供給部

    ロシア海軍の動向に関する「生」のロシア側一次報道記事(つまり、西側によるバイアスが掛かっていない記事)を全力全開で紹介するブログです。リンクはフリーです。なお、スパムコメントの多さ故にコメントは受け付けておりません。 『ロシア連邦国防省公式サイト』より。 2012年11月1日10時03分配信 【太平洋艦隊将兵はミサイル発射に成功した】 荒天条件下にあるエリアでの戦闘訓練は、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アバキャンツ少将の指揮下で行なわれ、水上艦及び潜水艦による合同ミサイル発射が実施された。 海洋に出航中の原子力潜水艦「トヴェリ」は、オホーツク海において有翼ミサイルを水上目標へ発射した。 ほぼ同時に、小型ロケット艦「イネイ」と「ラズリーフ」の主要ミサイル複合体も打撃を与えた。 10キロメートル以上離れた距離に位置していた目標は破壊された。 この事実は、同エリアに存在していた海軍航空隊の飛行士によ