ACTAの次はTPP ここまできている「ネットの自由」をめぐる攻防 福井健策氏(弁護士・ニューヨーク州弁護士) マル激トーク・オン・ディマンド 第592回 ロンドン五輪で日本人選手の健闘に国中が沸き上がるさなかの8月3日、国会の参院ではACTA(Anti-Counterfeiting Trade Agreement=「偽造品の取引の防止に関する協定」)と呼ばれる国際条約の批准法案が、ほとんど審議もないまま、賛成217、反対9の大差で、静かに可決されていた。翌日の報道も新聞はせいぜいベタ記事扱い、テレビではそのようなことがあったという事実すらほとんど報じられることがなかった。衆院が可決すれば日本は世界で最初のACTA批准国となる。 日本とは対照的に、これに先立つ7月4日、欧州議会はこの条約を478対39の大差で否決していた。欧州では今年に入って各地で大規模な抗議デモが起きていたことに加え、A
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