亡くなった三國連太郎さんの長男で俳優の佐藤浩市さんは15日、東京都内で行われた民放のドラマの記者会見に姿を見せ、父親の訃報について語りました。 この中で佐藤さんは、亡くなる前の三國さんについて「おとといの夜までは病院で元気に食事をとっていましたが、その後に少し嘔吐して翌日朝にも食事をとっている最中にまた嘔吐し、血圧が上がってそのまま帰らぬ人になりました」と話していました。 そのうえで、「僕自身は自宅にいたので死に目には会えませんでしたが、三國も90歳ですし、いつかこういう知らせが来ると覚悟をしていました。親父の死に顔を見て悲しいなというよりはこの数年の中で一番凛(りん)とした顔に見えて威厳があって、不思議な感慨に涙は出ませんでした」と話していました。 さらに、「父親としてでなく、僕と彼の間に介在したのは役者という言葉だけで、父としてどうこうとは言えません。『戒名はいらない、散骨して誰にも知