昨年7月の銃撃事件で亡くなった安倍晋三元首相の政治資金を管理する政治団体「晋和会」に、安倍氏が関係する五つの政治団体から計約1億8700万円が移されていたことが判明した。晋和会の代表は安倍氏から妻の昭恵氏に交代していた。政治団体や政治資金の親族間の継承は違法ではないものの、課税対象外のため一般の相続と比べて不公平だという指摘がある。専門家は「親族間の継承には課税などのルールを定めるべきだ」としている。 総務省が24日に公表した政治資金収支報告書や過去の官報などを基に確認した。
人生の機微を端正に描いた小説や、エッセー「大人の流儀」シリーズなどで知られる直木賞作家の伊集院静さんが、24日、亡くなりました。73歳でした。 伊集院さんは、1950年に山口県に生まれ、都内の大学を卒業後、広告代理店の勤務などを経て、1981年に作家デビューしました。 地元・山口県などを舞台にした自伝的長編小説「海峡」3部作や、瀬戸内海の島の小学校を舞台に教師と子どもたちの交流を描いた「機関車先生」など、人生の機微を端正な筆致で描く小説を数多く発表し、1992年に短編集「受け月」で直木賞を受賞しました。 その後も自身の人生観や仕事観をつづるエッセー集、「大人の流儀」シリーズがベストセラーとなるなど精力的に活動を続けてきました。 また、作詞家としても活躍し、近藤真彦さんの「ギンギラギンにさりげなく」や「愚か者」などのヒット曲を手がけています。 プライベートでは、1985年に当時の妻だった俳優
東京都のパスポートセンターで窓口業務を担当していた委託業者の従業員が、申請者など1900人余りの名前や住所などの個人情報を不正に持ち出していたことがわかりました。 これは24日、都が公表して明らかになりました。 都によりますと、個人情報を不正に持ち出したのは東京 豊島区の「池袋パスポートセンター」で窓口業務を受託していた足立区にある業者の中国籍の52歳の女性従業員で、24日に窃盗の疑いで書類送検されました。 都は、ことし5月に警視庁から情報提供を受けて初めて不正に気付いたということで、従業員は付箋にメモをしたり、資料をコピーしたり、窓口での申請者とのやり取りを録音したりして、住民票やパスポートの申請書などに記された名前や住所などの個人情報を持ち出していたということです。 その数は申請者本人や家族など1920人分で、都は現時点で第三者に漏えいした事実は確認されていないとしています。 都のパス
「本当にこんなことができるのか」。岸田文雄首相が経済対策の目玉に据えた定額減税と現金給付について、自治体関係者の間でそうささやかれている。減税と給付を組み合わせるには複雑な実務が必要で、こうした仕組みを初めてつくる政府がきちんと対応できるか懸念しているからだ。 この記事では、政府が検討中の定額減税と現金給付の仕組みを取り上げながら、 ・いつごろから減税や給付が始まるのか ・減税はどんな形で行われるのか ・全額の支給完了まで1年半以上もかかる? といったポイントを解説していきます。 本題に入る前に、まず制度の概要をおさらいしておこう。定額減税は、納税者本人と配偶者などの扶養家族を対象に、1人当たり所得税から3万円、住民税から1万円の計4万円を減税する。夫婦と子ども2人の4人世帯ならば計16万円が減税される。 一方、住民税非課税世帯には早ければ年内から7万円を現金給付する。こうした世帯には今夏
インタビューに答える生長の家の谷口雅宣総裁=山梨県北杜市の生長の家本部で2023年11月6日、吉井理記撮影 かつて世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治面で共闘した宗教法人「生長の家」の谷口雅宣総裁(71)が毎日新聞のインタビューに応じた。戦後の保守派に大きな影響を与え、日本最大の右派団体「日本会議」を生み出すもとにもなった教団だが、現在は政治運動と関係を断って今に至る。政治と宗教をどう考えるか。教団の軌跡や旧統一教会、右派運動との関係を交えつつ谷口氏に尋ねた。【聞き手・吉井理記】 宗教団体を切り捨てる動きを注視 ――まずは旧統一教会に対する政府の解散命令請求への受け止めを。 ◆政府と自民党のやり方はおかしいな、というのが一番の印象ですね。自民党は統一教会から絶大な支援を受けてきました。両者の関係は昨日今日のものではありません。数十年にわたっています。それが安倍晋三元首相の銃撃事件で世間
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