<政治の話で持ちきりなのに「政治に無関心」と評される香港。先の議会選挙では「親中派vs.非親中派」の構図は変わらなかったものの、非親中派内でより過激な「本土派」が台頭するという変化はあった。だが、最多得票で当選し、当選後も活躍が注目される本土派の朱凱廸(上写真)は、そんな構図の枠外にある存在だ> 香港は「政治冷感」(政治に無関心)の都市だと言われる。だが、実際に訪れてみると、タブロイド紙を含めて新聞は政治(ゴシップも入っているが)の話で持ちきりだし、街頭ではたびたび市民団体の演説を見かける。政治に対する関心はあるのだ。それなのに「冷感」と評される理由はどこにあるのだろうか。 香港人に話を聞いたとしても求める答えが得られるわけではない。頭をひねりながらも民族性、文化、歴史......とさまざまな答えを返してくれるだろう。だが、最大の問題は選挙制度にあるのではないか。変化を生まない制度への諦観
8月9日、エルドアン大統領とプーチン大統領が会談した。Sergei Karpukhin- REUTERS <8月24日にトルコがシリア領内での軍事活動を開始してから早一ヶ月。ここで、その推移を整理し、今後の焦点を考える> 2016年8月24日にトルコがシリア領内での軍事活動を開始してから早一月となる。トルコ軍はシリアの反体制派と共にシリア北部のジャラーブルスおよびマンビジュで「イスラーム国」(IS)とクルド勢力に対する攻撃を展開している。クルド勢力とは、北シリアで勢力を拡大した民主統一党(PYD)、およびその軍事部門である人民防衛隊(YPG)、そしてYPGと連携する民兵集団、シリア民主部隊(SDF)を指す。 なぜこの時期にトルコはシリア領内での活動を活発化させているのだろうか。本小論ではトルコのISとクルド勢力への対応を振り返りながら、この点について検討してみたい。 北シリアにおけるクルド
仏パリのモガドール劇場(2015年12月18日撮影、資料写真)。(c)AFP/JACQUES DEMARTHON 【9月26日 AFP】仏パリ(Paris)のモガドール(Mogador)劇場で25日、火災が発生し、来月同劇場で上演が予定されているミュージカル「オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)」の呪いのせいだとの不安が広がっている。これによって上演に支障が出ることも懸念されている。 モガドール劇場では、10月13日に英国の作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバー(Andrew Lloyd Webber)氏による世界的に有名な同作品が公開されることになっているが、劇場の経営者は声明で、25日朝の舞台下からの出火のため、上演の可否は不透明と明らかにした。今回の火災では、消火活動にあたった消防士1人が負傷している。 モガドール劇場によると、25日の火災では、次回作の背
(CNN) 5人の死者を出した米ワシントン州の銃乱射事件で、州警察は25日、容疑者の男を殺人容疑で逮捕したと発表した。男は26日に裁判所に出廷予定。警察は動機の解明に全力を挙げている。 逮捕されたのはアルカン・セティン容疑者(20)。事件発生から24時間近くたった24日夜、同州オークハーバーの自宅近くで拘束された。警察に職務質問されても抵抗せず、落ち着いた様子だったという。同容疑者はトルコ出身で、米国の永住権を持っていた。 事件は23日夜、同州バーリントンのショッピングモールにある百貨店メイシーズの店頭で発生し、女性4人と男性1人が死亡。警察は現場から逃走した男の行方を追っていた。 州当局は現時点でテロの可能性は排除できないと述べ、引き続き動機の解明を進めている。米連邦捜査局(FBI)は逮捕前の時点で記者団に対し、テロとの関係を示す証拠はその時点では見つかっていないと話していた。 当局によ
ハンガリーの首都ブダペストの爆発現場で検証に当たる警官ら(2016年9月25日撮影)。(c)AFP/FERENC ISZA 【9月26日 AFP】ハンガリーの首都ブダペスト(Budapest)中心街で24日夜に発生し警官2人が重傷を負った爆発について、警察当局は25日、警官の殺害を狙った自家製爆弾による攻撃だったとの見方を示した。爆弾には金属片が詰め込まれていた。 ハンガリー警察のカーロイ・パップ(Karoly Papp)長官は記者会見で、これまでに容疑者の捜索と殺人未遂容疑での捜査を開始したと説明。「われわれの警官が攻撃の標的とされた。ハンガリーの警察全体に対する攻撃だとみなしている。警官たちの『処刑』を狙ったものだ」と述べた。 カーロイ長官は、警官2人は徒歩で巡回中に爆発の標的になったと説明。テロとの関連についてはコメントせず、「7つの可能な筋書きを検討中だ」と語った。 カーロイ長官に
ハンガリーの首都ブダペストで、爆発があった現場近くを調べる警察官(2016年9月24日撮影)。(c)AFP 【9月25日 AFP】ハンガリーの首都ブダペスト(Budapest)の中心街で24日夜、大きな爆発があり、巡回していた警察官2人が負傷した。爆発の原因は不明。 警察が25日に発表した声明によると、爆発は24日午後10時30分(日本時間25日午前5時30分)ごろ、交通量の多い交差点に面した建物の地下にある「店舗」で発生した。爆発で巡回中だった警官2人が負傷し、病院に搬送された。 爆発に伴い、現場一帯は封鎖され、リスト・フェレンツ国立音楽院(Liszt Academy of Music)などの周辺の建物でも避難措置がとられた。現在、警察が爆発の原因を調査中だという。(c)AFP
コンゴ(旧ザイール)東部ベニで続く騒乱の中、病院に搬送される女性(2016年8月15日撮影、資料写真)(c)AFP/KUDRA MALIRO 【9月25日 AFP】コンゴ(旧ザイール)東部ベニ(Beni)で24日、銃声を聞いた群衆がパニックに陥って大混乱となり、13人が死亡した。地元当局が発表した。 ジーン・エドモンド・ニョナイ(Jean Edmond Nyonyi)市長は、「私服姿の兵士が酔って自身の銃を4回発砲し、パニックを引き起こした」と語った。13人の死因については「8人は川に飛び込んで溺れ、4人は事故、1人は心臓発作」だと説明した。 政情不安定な地域にあるベニでは、銃による暴力が深刻化している。ウガンダのイスラム武装勢力が加わる「民主勢力同盟(ADF)」による大量虐殺によって、2014年10月以降、700人超が死亡したという。先月13日にも51人が殺され、キンシャサ(Kinsha
カナダ北部ガーチョ・クエ鉱山で、ダイヤモンドを含む岩石キンバーライトを手にするデビアスの関係者(2016年9月19日撮影)。(c)AFP/Jacques LEMIEUX 【9月25日 AFP】ダイヤ生産最大手デビアス(De Beers)は20日、世界有数の埋蔵規模とされるカナダ北部のガーチョ・クエ(Gahcho Kue)鉱山の操業を正式に開始した。 鉱山はノースウェスト準州(Northwest Territories)の州都イエローナイフ(Yellowknife)から約280キロ離れた場所にあり、北極圏(Arctic Circle)に近い。鉱山の開山式の会場でAFPのインタビューに応じたデビアスのブルース・クリーバー(Bruce Cleaver)最高経営責任者(CEO)は「操業を開始した鉱山としてはここ13年で最大のものであり、南アフリカ以外では最大だ」と説明した。 ガーチョ・クエの名前は
ぶどう栽培・ワイン醸造業者兼アマチュア古生物学者のパトリス・ルグラン氏。フランスのフルーリー・ラ・リビエールにある「貝殻の洞窟」で(2016年9月5日撮影)。(c)AFP/FRANCOIS NASCIMBENI 【9月25日 AFP】フランス北東部シャンパーニュ(Champagne)地方フルーリー・ラ・リビエール(Fleury-la-Riviere)にある洞窟の奥深くには、4500万年前の貝殻の化石が幾万も眠っている。この貝殻たちが、この地方特産の発泡酒シャンパンの風味にも影響を与えているかもしれないという。 ぶどう栽培・ワイン醸造業者で、アマチュア古生物学者でもあるパトリス・ルグラン(Patrice Legrand)氏(55)は、1995年にこの「貝殻の洞窟」があるワイン畑を購入し、発掘に着手。このたび一般公開に踏み切った。ルグラン氏によると、シャンパーニュ地方は始新世ルテシアン期(47
イタリア北西部の世界遺産「チンクエ・テッレ」のマナローナ村周辺のブドウ畑(2013年9月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/OLIVIER MORIN 【9月25日 AFP】イタリア北西部にある中世から続く5つの漁村「チンクエ・テッレ(Cinque Terre)」をつなぐ海岸沿いの道は最近、ハイキングをしようにもなかなか前に進めない。 紺ぺきの地中海(Mediterranean Sea)と断崖絶壁の岩肌に挟まれたでこぼこ道は、場所によっては道幅が30センチしかない。その上、地中海沿岸のこの一角がなぜそれほど多くの「一生に一度は訪れるべき旅行先リスト」に名前を連ねているのか自分の目で確かめようと、ますます多くの観光客が押し寄せているのだから、うだるように暑い8月の朝に歩行者渋滞が起きるのも当然だ。 しかし、チンクエ・テッレの5つの村のうち、モンテロッソ・アル・マーレ(Monterosso
(CNN) 米ワシントン州バーリントンのショッピングモールで起きた銃乱射事件の死者が5人に達したことが25日までに分かった。警察は引き続き容疑者の行方を追っている。 事件は23日午後7時ごろに発生し、女性4人と男性1人が死亡した。 モール付近の店舗に勤める男性はCNNに、突然叫び声が聞こえたので振り向くと銃声が響いたと話した。逃げ出してきた数人を店内にかくまい、退避の指示があるまでドアの陰に身を潜めていたという。 州警察の報道官によると、ライフル銃で武装した容疑者は犯行後、幹線道路の方面へ逃走したとみられる。 警察は捜索犬を使い、夜を徹してモール内を徹底的に調べた。 ワシントン州のインズリー知事は、捜査当局が容疑者の発見を急いでいると強調。住民らに警戒を呼び掛けるとともに、犠牲者の遺族に弔意を表した。
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