汚染ヘパリンに関連した有害反応の集団発生 Outbreak of Adverse Reactions Associated with Contaminated Heparin D.B. Blossom and Others 前へ 次へ 2008 年 1 月に,米国疾病対策予防センター(CDC)は,最初に 1 ヵ所の血液透析施設で発生した重度の有害反応に関する全米調査を開始した.予備的調査の結果から,ヘパリンがこの有害反応の原因である可能性が示唆された. 2007 年 11 月 1 日以降にアレルギー反応と一致する徴候および症状を示した患者を対象に,臨床症状と受けた医療処置に関するデータを収集した.有害反応が報告された 21 ヵ所の透析施設と,報告されなかった 23 施設を施設レベルの危険因子を同定する症例対照研究に組み入れた.有害反応が報告された施設から入手した未開封のヘパリンバイアルに汚