若い男性や少年ら数十人が奴隷として拘束されていたとされるルーマニアのベレボイエシュティ村(2016年7月14日撮影)。(c)AFP/MIRCEA RESTEA 【7月15日 AFP】ルーマニア南部のベレボイエシュティ(Berevoiesti)村で、数十人の若い男性や少年たちが奴隷のように扱われていたとされる事件で、警察当局は14日、容疑者38人を再勾留した。 警察当局は13日、ブカレスト(Bucharest)の北170キロにあるベレボイエシュティ村で大規模な強制捜査を行い、10歳と12歳の少年を含む5人を保護した。当初は容疑者は90人に上るとみられていた。 組織犯罪対策部DIICOTの検察官によると、被害者らは「鎖やひもでつながれ、暴行され、屈辱を与えられ」、食料を十分に与えられず、残飯を食べさせられていた。また「(被害者は)全裸で放置され、冷水と湯を代わる代わる浴びせられていた。手足をつ