ロシア連邦ペルミ地方グレミャチンスク市(Гремячинск)。当地は元々石炭採掘で栄えた街であり、往時には人口が4万近くに達していたが、すでに炭鉱は全面的に閉鎖されており、現在の人口は1万を割り込んでいる。それでも、紋章にはかつての名残の炭鉱作業道具が描かれている。 ブログランキングに参加しています 1日1回クリックをお願いします
![日めくり紋章745:グレミャチンスク : ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪 服部倫卓ブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7dbb30ed01a47b128d3e7ab1617e4411bbcc5ff1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fhttrmchtk%2Fimgs%2Ff%2F4%2Ff4941182.png)
ロシア連邦ペルミ地方エロヴォ村(Елово)。地名はイェーリの木(ель、トヒ、モミ、エゾマツなどの総称)に由来すると見られ、ゆえに紋章にもその木が描かれている。ただ、下に見る以前の紋章の方が良かったような気もするが。なお、正確には、村というよりも、地区の紋章。
こちらのコラムで、ユーラシア経済連合の税関分野での統合が停滞していること、特にカザフスタンがその主因となっている状況が論じられている。その要旨が以下のとおり。 ◆ 本来であればユーラシア経済連合の新たな関税法典が2016年1月1日から導入される予定だったものの、その採択は難航し、2016年末まで先送りされた。その起草者たちは、EUをはじめとする進歩的な慣行を法典に盛り込もうとした。しかし、国家歳入の重要部分に関係する部門を調整する役割を超国家レベルに委ねることに対して、加盟国から異論が相次いだ。また、ロシアが諸外国と制裁を応酬し合っている状況下で、実務面で実際の影響を受ける実業界からの懸念の声もあった。 ユーラシアの主要3ヵ国のうち、ロシアとベラルーシが求めている修正案が小幅なものであるのに対し、カザフスタンは大胆な修正を要求し、各国の関税当局の役割を大きく高めることを主張している。関税法
こちらの記事によれば、ウクライナの年金基金の赤字が広がり、破綻の恐れがあるという。A.レヴァ社会政策相がテレビ番組に出演して発言した。大臣によれば、5ヵ月前に統一社会税の税率が38%から22%に引き下げられ、これにより実業界が賃金を上げたり(業績が良くなることで結果的に?)年金基金への納入を拡大することが期待された。ところが実際にはそうした変化は生じず、年金基金の赤字が(2015年の?)800億グリブナから(2016年の?)1,450億グリブナへと拡大しただけだった。かくしてウクライナでは年金破綻の現実的な危険が迫っている。赤字を解消するには、統一社会税を払う国民の数を拡大するしかない。大臣はこのように語った。 ブログランキングに参加しています 1日1回クリックをお願いします
ロシアとウクライナの間で直行便が飛べなくなり、その代替のトランジット輸送の担い手として、漁夫の利を得ているのが、ベラルーシのベルアヴィアである。元々ベルアヴィアはモスクワを中心としたロシアの主要都市や、ウクライナのキエフに乗り入れていた。そこにロシアとウクライナの対立が持ち上がり、ベルアヴィアはキエフ便を増便したりウクライナの地方都市にも乗り入れたりして、ミンスクを中継拠点にロシア~ウクライナ間の中継輸送サービスを精力的に提供するようになったわけである。 そして、こちらのニュースによれば、ベルアヴィアは2016年に旅客輸送数が15~20%程度拡大することを見込んでいるという。チャーター機による輸送が20%程度低下するものの、ロシア~ウクライナの中継輸送がそれを補って余りある伸びを示すと見ている。実際、2016年第1四半期の輸送量は(前年同期比で?)20%伸びているという。 ブログランキング
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