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ブックマーク / crnogorac.blog117.fc2.com (20)

  • 南東欧戦略環境分析局blog エルドアン大統領の「民族統一主義」とそのバルカンへの影響

    Bună seara. ミルチャです。 今回はトルコのエルドアン大統領の「民族統一主義」とそのバルカンへの影響について「前編」です。 なぜ「前編」なのかというと、エルドアンの「民族統一主義」について見ていくとはっきりと輪郭を捉え辛い部分があり、まだ考察を要するからです。 この件は、先月10月16日にエルドアンがトルコのジョージアとの国境に近い町リゼのレジェプ・タイイプ・エルドアン大学の始業式において行われたエルドアンの演説が報道されたことにより、トルコの周辺国とトルコの対外政策に関心のある人たちの強い関心を呼びました。 https://www.tccb.gov.tr/en/news/542/53641/pyd-ve-ypg-teror-orgutleri-pkknin-atigidir.html このトルコ大統領府の公式HPに掲載された演説内容は、「トルコは常に虐げられた人々、犠牲者たちを

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    El_Fire 2016/11/09
  • 南東欧戦略環境分析局blog モンテネグロでの「陰謀」とロシアの関与、セルビアの動向

    Bună seara. ミルチャです。 今回はモンテネグロ・セルビア・ロシアが絡む事件についてお伝えします。 この件について語るにはまだ十分な情報が出そろっておらず、憶測で語る部分が多くなってしまうのでこれを書くかどうか迷っていたのですが、とりあえず現在までに出ている情報と、それについての(控えめな)論評を書いてみます。 事が起きたのはモンテネグロ議会選挙の日、10月16日。元セルビア憲兵指揮官のブラティスラヴ・ディキッチ含むセルビア国籍数名が、モンテネグロのジュカノヴィッチ首相の支持者を襲撃し首相を拉致するという陰謀を企てたとしてモンテネグロ当局に身柄を拘束されました。 ディキッチは逮捕は不当だとしてハンストを行っている模様です。セルビア政府は事件とのセルビア政府の関係を否定しています。 その後、10月24日、ヴチッチ首相はセルビア国内でモンテネグロで違法行為を企てたとしてセルビア国籍の

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  • 南東欧戦略環境分析局blog 西側の南東欧地域の管理についての評価

    お久しぶりです! すぴかです。 このところ大分涼しくなって体の腐敗もひと段落していたので油断していたのですが、先日の夏の戻りで少々大変なことになっていました(笑) 今回は南東欧地域を大局的な観点で、具体的には西側の南東欧地域の管理について私なりの評価を行いたいと思います。 今回はまずこの記事について。 https://www.washingtonpost.com/news/monkey-cage/wp/2016/09/19/heres-how-russias-trying-to-sway-opinion-in-serbia-and-the-balkans/?postshare=5131474475459613&tid=ss_tw ロシアの影響力のバルカンへの浸透についての記事。ここでは露のバルカンへの浸透の努力を行っている理由として、ボスポラス海峡を手中にすること、従前からある汎スラヴ主義

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    El_Fire 2016/09/28
  • 南東欧戦略環境分析局blog トルコとバルカン関係、今後

    Bună seara. ミルチャです。 今回はトルコとバルカンのトルコの今後について考えてみたいと思います。 欧州がトルコを手駒として使いきれなくなる(それ以上に刃向われる危険も出てくるのかもしれませんが)と実質上南東方面の防衛ラインをバルカン半島にまで後退させる可能性もあるでしょうか。しかしギリシアも東向きのポリシーがありますし真に使えるのはブルガリアとルーマニアでしょうか。しかし背後にセルビア(とボスニアのスルプスカ共和国)があります。 安全保障面でギリシアの欧州にとっての信頼度について正確にいうのは難しいものがあります。そもそもトルコ自体が欧州の安全保障面での懸念材料になると、いくら東寄りのポリシーとっているギリシアでもさすがに従前からのトルコとの対立感情から完全に「向こう側」にはならないと思われます。マクロで大きな変化があってもミクロの希土関係のほうがギリシアの対外政策への影響は強

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    El_Fire 2016/08/25
  • 南東欧戦略環境分析局blog クロアチア・セルビア関係悪化、再燃

    Bună seara. ミルチャです。 ここ最近セルビア・クロアチア関係が悪化しています。 発端は、第二次大戦時のウスタシャ政権下でザグレブ大司教であったアロイジエ・ステピナッツの名誉回復です。 ステピナッツは社会主義ユーゴでは戦犯扱いでしたが、1998年に当時のローマ教皇ヨハネ・パウロ2世がザグレブを訪れ、ステピナッツを列福しています。 7月22日、ザグレブ州裁判所の決定で法的にも名誉回復がなされました。 このことについてセルビア政府は抗議の書簡をクロアチアに送りましたが、クロアチア側もこのような問題で地域の安定を損なうことは不適切であるという抗議の書簡を逆にセルビアに送りました。この書簡はどちらも「欧州に価値観に照らして」相手を抗議しているのが印象的です。 この件はこれだけに留まりませんでした。クロアチア内戦時、激戦地だった東スラヴォニア地方におけるクロアチア側の指揮官ブラニミル・グラ

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  • 南東欧戦略環境分析局blog ウクライナ下院、ヴォルイニ虐殺をジェノサイド認定

    Dobry vecer! エリシュカです。 ポーランド下院(sejm)、第二次大戦時、ウクライナの準軍事組織UPA(ウクライナ蜂起軍)により行われた主にポーランド系住民に対するヴォルイニ虐殺のジェノサイド認定、7月11日の記念日認定法案を承認。 http://www.unian.info/politics/1432207-polish-sejm-labels-volyn-killings-genocide.html これについてウクライナ議会外交委員会は「失望」を表明し、 http://24today.net/open/685047 ポロシェンコ大統領はこの決議について遺憾としながらも今後もポーランドとの連帯は継続するとしています。 http://www.unian.info/politics/1432267-poroshenko-comments-on-polish-sejm-label

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  • 南東欧戦略環境分析局blog ポーランドのバルト・黒海・アドリア同盟構想と南東欧

    Bună seara. ミルチャです。 ここ数日の寒気のおかげですぴかの体からの腐敗臭がやわらいで助かります。 4月18日にポーランドのドゥダ大統領がブルガリアを公式訪問しました。これについてこの記事をもとにポーランドの地政戦略が南東欧に及ぼす影響について書いてみたいと思います。 http://neweasterneurope.eu/articles-and-commentary/1976-warsaw-pivots-to-the-black-sea この記事によれば、ポーランドのドゥダ新政権の目指すバルト・黒海同盟構想以前からポーランドとブルガリアは防衛協力と経済関係が強化されていました(もちろん経済関係強化は安全保障面での要請からのみではないでしょうが)。 ポーランドのこの構想については以前のエントリでエリシュカが書きました。 http://crnogorac.blog117.fc2.

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  • 南東欧戦略環境分析局blog 東欧の準軍事組織。そしてブログ10周年記念

    Dobry vecer! エリシュカです。 今回はお題が二つあります。 まずは東欧・バルトの準軍事組織について。 これは今年一月18日付の記事ですが、ハンガリー以北の東欧とバルト三国の準軍事組織について解説しています。 http://neweasterneurope.eu/articles-and-commentary/1862-the-rise-of-paramilitary-groups-in-central-and-eastern-europe 記事では大まかにポーランド・バルト三国とハンガリー・チェコ・スロバキアで準軍事組織の性格に違いがあるとしています。 大まかに、前者は正規軍に協調的、後者は右寄りの独自のポリシーにより反政府的な性格を持つとしています。 まず、ハンガリーの準軍事組織「Magyar Nemzeti Arcvonal (ハンガリー国民戦線)」。 このサイトの写真と動

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  • 南東欧戦略環境分析局blog バルト三国へのハイブリッド戦争の可能性、別の視点から

    Dobry vecer! エリシュカです。 今回は前回のエントリで述べたことを、別の視点から論じてみたいと思います。 http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM21H2H_R20C16A3FFB000/プーチン外交は弱さの表れだ 今回はこの記事で述べられているロシアの対外政策の目的に沿う形で考えてみたいと思います。 記事のように戦争を国内向けプロパに使用しているのであればそれは派手なものでなければならず、だとすると今後露がどこかにしかけるならば陰謀的で隠微なタイプのハイブリッド戦争ではない冒険的な見栄えのするものになる可能性があります。 戦争に国内向けプロパという意味があるのならシリアから手を引いた今また欧州方面で出てきそうですが、ウクライナでの戦争をさらに推し進めるという選択肢はどうでしょう。タフネスをアピールするならバルト三国でのハイブリッド戦争、とい

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  • 南東欧戦略環境分析局blog バルト三国へのハイブリッド戦争の可能性

    Dobry vecer! エリシュカです。 今回はラトヴィアの防衛省アドバイザーのヤーニス・コジャチンシュ氏の、ロシアのHybrid Warfareについての見解について書いてみたいと思います。 http://defencematters.org/news/former-spy-chief-russia-could-break-nato-through-the-baltics/337/ 「露がバルトにハイブリッド戦争を行うとしたらクリミアでのように軍事力は使わず露系の扇動や親露系政府の樹立等の方法をとるだろう」 このコジャチンシュ氏が言う、露の経済悪化が露のバルト侵攻の要因となるという説明はちと舌足らずだと思われます。バルト三国を征服することにより経済効果がもたらされるのか、単なる失点の埋め合わせなのか。 ちなみに、バルト三国の安全保障についてはバルト海沿岸全域と北極・北海地域も合わせて一

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  • 南東欧戦略環境分析局blog コソヴォ・デチャ二修道院襲撃未遂事件、その他

    Dobry vecer! エリシュカです。 今回はニュースを3つ紹介したいと思います。 まず、コソヴォのセルビア正教会デチャ二修道院襲撃未遂事件から。 この修道院は世界遺産認定されているのですが、頻繁に攻撃されているところから危険遺産のリストに加えられています。 1月30日、デチャ二修道院の前で、AK-47や拳銃、弾薬で武装した4人組が警察に逮捕されました。 http://www.balkaninsight.com/en/article/terror-incidents-distress-kosovo-mosques-and-monasteries-02-01-2016 逮捕はされたものの、修道院のサヴァ院長は警察はこの件をテロと関係づけていない点を非難した上で、頼れるのはNATOの駐留軍KFORのみだとしています。 以前お書きしたように、コソヴォ国内はブリュッセル合意で決定したセルビア人

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  • 南東欧戦略環境分析局blog ロゴージン露副首相のセルビア訪問とバルカンの今後

    Dobry vecer! エリシュカです。 ロシアのロゴージン副首相がセルビアを訪問しました。 行く前の記事では経済関係の議題が中心と報道されていたのですが、やはり軍事分野での関係強化が目的だったようです。 この件についての記事を見る限りロゴージンの主な目的はS-300などの兵器・兵器システム売り込みで、ここのところセルビアがしきりに気にかけているクロアチアの軍備増強の懸案を煽るような発言が目立ちました。 クロアチアはここのところMRLS導入やノルウェーとNASAMS導入の交渉に入るなど軍備の更新に活発な動きを見せています。 ロゴージンはこれに関して、ロシアをバックにしたセルビアの軍備増強はバルカン域内の勢力均衡に資すると強調しています。 この件でセルビア側の最大のネックは財政難です。ただこのあたりは、セルビアがロシアに取って地政学的に重要なものであるならばなんとかするのではないかと思われ

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  • 南東欧戦略環境分析局blog ポーランド新政権の地政戦略:バルト・黒海同盟?

    Dobry vecer! エリシュカです。 まずこの地図から。 これはウクライナのユーロマイダンプレスの記事、 Could a Baltic-Black Sea alliance be taking shape? http://euromaidanpress.com/2015/11/06/could-a-baltic-black-sea-alliance-be-taking-shape/ に付属の画像です。 この記事が書かれた発端は、ポーランドのドゥダ新大統領の新しい地政戦略、東欧バルトを一つの新しい同盟にしてしまおうという発言から書かれたものです。 New Polish President Makes Baltic–Black Sea Alliance a Centerpiece of His Foreign Policy http://jamestownfoundation.blogs

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    El_Fire
    El_Fire 2015/12/25
  • 南東欧戦略環境分析局blog トルコをめぐる地政戦略、2つの記事より

    Dobry vecer! エリシュカです。 今回はジェームズタウンとアトランティックカウンシルに掲載された論文をもとにトルコをめぐる地政戦略について書いてみたいと思います。 その前に、モンテネグロの続報。 ロシアがモンテネグロにNATO加盟についての国民投票実施を要求。 http://www.b92.net/eng/news/region.php?yyyy=2015&mm=12&dd=16&nav_id=96384 この件ロシアがムキになっているのがかなり気になります。 コトル湾やバール港使いたいという以外のロシアにとっての地政学的興味はあるのか。あるいはトルコへの圧力と合わせてNATOに対する揺さぶりの意味を持つのか。 今のところ両方だと私は考えています。 ジェームズタウンの論文に次のようなものがありました。 Putin Challenges NATO Over Turkey http:

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  • 南東欧戦略環境分析局blog モンテネグロの反NATOデモ、背景と今後の展開について現時点での分析

    Dobry vecer! エリシュカです。 この件については実のところ情報収集中でして今なにか発信することに少々ためらいがあるのですが、重要なことですのでロシアとセルビアのニュースをもとに現時点での情報と分析を書いてみたいと思います。 スプートニク・セルビア語版の、モンテネグロでのNATO加盟反対デモ。 記事にデモ隊は「ロシア!」「プーチン!」、NATOについては「人殺し!」とシュプレヒコールを上げていると書かれていますが、動画見ると「セルビア!」とも言っていたり「1999」と書かれたプラカードやセルビアとロシアの旗持っている参加者がいます。 スプートニクなので記事にプロパガンダ的なものもあるかと思いますが動画がいくつか貼ってありますのでそちらを。 http://rs-lat.sputniknews.com/regioni/20151212/1101762951/Protest-proti

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    El_Fire 2015/12/16
  • 南東欧戦略環境分析局blog ロシアの対トルコ戦略、地政学的観点から

    Dobry vecer! エリシュカです。 今回はロシアの対トルコ戦略を、南東欧に関係した地政学的視点から書いてみたいと思います。 ISISの資金源「疑惑」などロシアのトルコ叩きは自己の行為の正当化を逸脱して西側からのトルコの切り離しと捉えないと理解できない規模になっていますが仮に切り離せたとしてその後どうしたいのかですね。地政学的にトルコが影響下に入れば露にとっていろいろ好都合なのはわかります。 問題はそのための段取りをどうするかですね。とりあえず上海協力機構の正規メンバーにはするのではないでしょうか。ただ押さえおかねばならないのは、そうしたことは今回の事件の前の露土関係が良好だった時期にトルコ側から意思表示がなされていたことであり、わざわざそのためにロシアが今回の件を作りだしたということではないということです。 まあ今回の件は露側がトルコに対する何らかの陰謀的な思惑で引き起こしたとは考

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    El_Fire 2015/12/06
  • 南東欧戦略環境分析局blog モンテネグロのNATO加盟と今後の展望

    Dobry vecer! エリシュカです。 まず、NATOのトルコの扱いについてさらっと述べておきたいことがあります。 NATOがトルコ国境防衛を強化するという記事。これは書いてある通りの不安定で何が起きるかわからないトルコ南部国境を固める意図以外にトルコ軍をコントロール下に置くという意図もあるんじゃないでしょうか。 http://www.yomiuri.co.jp/world/20151202-OYT1T50059.html?from=tw トルコ南部国境の防衛をNATOのコントロール下においてロシアとの情報のやりとりをより活発に行うことで露と危険な状態に陥る可能性はだいぶ抑えられると思います。 さて、題です。 モンテネグロのNATO加盟がバルカンの安定に寄与する具体的なことはモンテネグロとクロアチア、アルバニアとの問題をコントロールできるようになったということでしょうか。ただセルビア

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    El_Fire 2015/12/05
  • 南東欧戦略環境分析局blog ロシアの対トルコ戦略、現時点での見立て

    Dobry vecer! エリシュカです。 今回は、中間報告的に現時点でのロシア・トルコ関係について分析してみたいと思います。 まだまだ事態は進展していますのでこれから高い確率でこうなるだろうとは言えない段階ですが、現時点でのとりあえずの展望を、手短に。 どうにもロシアのトルコへの怒りには戦略的なものを感じます。 ロシアは明らかにNATOが動かないとわかっていてトルコに強硬姿勢を取っています。もちろん明確に5条対応の根拠になるような攻撃はしないでしょうが、少なくともこれを続けている限り傍目にはトルコはああなってるのにNATO何やってるの? となります。 狙いはトルコの孤立化、それによるNATOの信頼性の低下にあるように思えます。ただ欧州人はトルコを欧州だと思っていなくて仮にトルコとNATOとの関係が破滅的になっても欧州NATO加盟国国民のNATO不信はそれほど深刻にならないかもしれませんが

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  • 南東欧戦略環境分析局blog セルビア、サンジャクの現況

    Доброго вечора! 教祖です。 今日はサンジャクからのニュースについてです。 セルビアのサンジャク地方は面倒な地域で説明が煩瑣になるので、サンジャクの基礎知識について説明した以前のツイートをお読み下さい。 前前任者のアーニツァさんとすぴかさんによる説明です。懐かしいですね! http://crnogorac.blog117.fc2.com/blog-entry-7.html http://crnogorac.blog117.fc2.com/blog-entry-43.html 今の状態は概ねこれらの時期から変わっていません。 最近のニュースでは、Facebookにてセルビア人からサンジャクを守る武装組織の人員を募るアカウントが作成され、セルビア当局に目をつけられる事態になりました。 http://www.balkaninsight.com/en/article/serbian-

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  • 南東欧戦略環境分析局blog プレシェヴォ渓谷の騒動

    Dobry vecer! エリシュカです。 お久しぶりです。 弁解の余地がないくらいに間が空いてしまって申し訳ありません。 Twitterとこちらの使い分けについて少々悩んでおりまして、しばらくあちら中心でやっていたのです。 Twitterはだいぶ前から暇つぶしでやっていたのですがだんだんと専攻中心になってきまして、こちらとの役割分担が悩みの種になっておりました。 これからは、やはりこちらを中心とすることにしましたので、以前ともどもよろしくお願いいたします。 もしTwitterのほうにご興味がおありになれば、@crnaoluja の垢でやっておりますのでどうぞ。 さて、今回はセルビア南部、コソヴォに接したアルバニア人居住区のプレシェヴォの騒動です。 事件の発端は、2012年の11月に、地元のアルバニア人がUCPMB(プレシェヴォ、メドヴェジャ、ブヤノヴァツ解放軍)のメンバーを顕彰する記念碑

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