Bună seara. ミルチャです。 今回はトルコのエルドアン大統領の「民族統一主義」とそのバルカンへの影響について「前編」です。 なぜ「前編」なのかというと、エルドアンの「民族統一主義」について見ていくとはっきりと輪郭を捉え辛い部分があり、まだ考察を要するからです。 この件は、先月10月16日にエルドアンがトルコのジョージアとの国境に近い町リゼのレジェプ・タイイプ・エルドアン大学の始業式において行われたエルドアンの演説が報道されたことにより、トルコの周辺国とトルコの対外政策に関心のある人たちの強い関心を呼びました。 https://www.tccb.gov.tr/en/news/542/53641/pyd-ve-ypg-teror-orgutleri-pkknin-atigidir.html このトルコ大統領府の公式HPに掲載された演説内容は、「トルコは常に虐げられた人々、犠牲者たちを