大阪地検の押収資料改竄事件で特捜検事が逮捕された件。マスメディアの皆さんが快調に捜査の進捗状況を報道しておられる。いまや捜査の焦点は大阪地検の前特捜部長に移ってきているらしい。いくつか拾ってみる。 「特捜部長「自分が説明する」 隠ぺい積極主導か」(47news2010/09/30) 「前部長「改ざんの可能性伝えた」…検事正は否定」(読売新聞2010年9月30日) 「前特捜部長「処理、過失で」と発言 捜査資料改ざん」(日本経済新聞2010/09/30) 「「故意の改ざんを報告」=前田容疑者、特捜部長らに-検事証拠隠滅事件」(時事通信2010/09/30) やっぱり上司も知っていたんだ!逮捕すべきだ!みたいな路線だろうか。しかしまあよくいかにもな情報がどんどん出てくるものだ。なんだかとても既視感がある。何かと考えたら、この件の「発端」ともいうべき、厚生労働省の郵便不正事件。検察が暴走したとされ
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