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ブックマーク / mandanatsusin.cocolog-nifty.com (8)

  • 『トーマの心臓』世界進出 - 漫棚通信ブログ版

    萩尾望都の代表作『トーマの心臓』が、やっと、という感じですが英訳、仏訳されてます。 ●Moto Hagio 『The Heart of Thomas』(2013年Fantagraphics社、39.99ドル、日amazon、米amazon) ●Moto Hagio 『Le Coeur de Thomas』(2012年Kazé社、19.99ユーロ、仏amazon英語版を刊行したアメリカのファンタグラフィックス社は、古典コミックの復刻版を美麗な印刷で多く出版しているところ。『トーマの心臓』がこのブランドで出た、というのがちょっとすごいわけです。 B5判のハードカバーで、日版ならフラワーコミックスで全三巻でしたが、それを一巻にまとめたもの。二色印刷も再現していて、紙も良さそう。日マンガと同じように右から左に進む右開きで出版されてます。 YouTubeには紹介動画がありますのでどうぞ。

    『トーマの心臓』世界進出 - 漫棚通信ブログ版
    LondonBridge
    LondonBridge 2013/02/28
    意外に翻訳されていないことの方に驚いた
  • 四十年前の投稿マンガ - 漫棚通信ブログ版

    最近、顔から火が出るような体験をしたのでちょっと書いておきます。 先日、実家の母から電話があったとき、「ヘンな葉書がきてるで」と。「なんやマンガがどうのこうのと」 出版社から献をいただくこともあるのですが、だからといってわたしの実家の住所が世間に知られているはずもなく。頭上にクエスチョンマークを浮かべながら、「また今度行ったとき渡して」としばらく放置していました。 で、先週末にこの葉書を受け取ったのですが、この内容にぶっ飛んだ。葉書はかつて「ぐら・こん」関西支部長だった中島隆氏からのものでした。 四十年前、虫プロが発行していた「COM」という雑誌があって、手塚治虫『火の鳥』などが連載されていました。そこのマンガ読者投稿欄のタイトルが「ぐら・こん」。この投稿欄からは多くのプロマンガ家が誕生したことで知られています。 中島隆氏からの葉書によると、かつてわたしが「ぐら・こん」に投稿したマンガ原

    四十年前の投稿マンガ - 漫棚通信ブログ版
    LondonBridge
    LondonBridge 2012/12/24
    「ぐら・こん」がまだ活動とは胸熱かも
  • 見た目はコドモ頭脳はオトナ - 漫棚通信ブログ版

    すっごいひさしぶりにアニメ「名探偵コナン」を見ました。辻真先脚だったからです。わたしがマンガ版を買うのをやめてもう数年。それにしてもコナン、よほど人気があるのか長く続いてますねー。 1994年連載開始、雑誌連載はすでにまる18年をこえてます。 コナンは自分を子どもに変身させた犯罪組織との戦いがあって、高校生の姿に戻れば上がり、という最終目標があるわけです。ですから永劫回帰でも納得できる「サザエさん」や「クレヨンしんちゃん」と違っててしかるべきなのですが、皮肉なことに人気がある限り最終回をむかえることはないでしょう。コナンくんや仲間の小学生はやっぱり小学一年生。ガールフレンドの蘭ちゃんはやっぱり高校二年生。 うちの子その2は生まれたときからコナンがあって、もう工藤新一や蘭ちゃんと同い年になってしまいました。 しかしコナンくんもあれだよね、最初は10歳も若くなってこりゃどうしましょ、と思った

    見た目はコドモ頭脳はオトナ - 漫棚通信ブログ版
    LondonBridge
    LondonBridge 2012/09/25
    本編が宙ぶらりんのせいなのか、いろんなパターンで二次創作SSが量産されていたりする
  • BDの対極が「コミPo!」 - 漫棚通信ブログ版

    スランプです。 いや-、マンガについて何か書こうとするのですが、いつものパターンで何かマエフリというかマクラというか、そこを書く段階でもう震災やら原発のことが頭に浮かんできてしまう。半径数メートルのことしか描いてない少女マンガを読んでても、この世界で震災は? とか考えちゃって。 ダメですね、つくづく自分はアマチュアだなあと感じてしまいます。プロのひとたちはこういう気分をふりきって、さらさらっと文章書いちゃうんでしょうね。 マンガ出版における今年最大の事件も、もちろん「震災」ということになっちゃいました。 まず出版・流通の問題。震災をきっかけにジャンプ、マガジン、サンデー、チャンピオンがネットで無料配信されましたし、さらに今後予測される紙不足は、マンガの出版形態を変えてしまうかもしれません。 さらに震災は、マンガのテーマや表現に影響を与える、ことになるだろうと思ってますが、これがはっきりして

    BDの対極が「コミPo!」 - 漫棚通信ブログ版
    LondonBridge
    LondonBridge 2011/04/19
    コミPo!の可能性について。
  • iPad でマンガを読む(初級編) - 漫棚通信ブログ版

    初級も何もわたしが初心者なだけですが。 iPad がわが家にやってきて今日で三日目。日曜の朝に紅茶を飲みながらiPad で今日の産経新聞を読んでます。なかなか未来的な光景で、新聞はけっこうストレスなく読めますね。画面拡大が指で一瞬にできますから、とくに老眼の人間にとってはいいかもしんない。 さて、わたしがもっとも気にしてるところはiPad電子書籍リーダーとして実用に耐えるか、とくにマンガをストレスなく読むことができるか、という点です。 読んでる途中で画面を縦にしても横にしてもOK、というiPad の特徴を使ったマンガの読みかた、読ませかたが誕生するのか。 iPadの画面は、縦置きにするならA5判よりちょっと小さくてB6判よりちょっと大きい。縦置きなら日マンガを読むには十分な大きさです。問題は横置きにしたときで、上下は文庫とほぼ同じですが左右は文庫を見開きにしたときよりすこし狭い。

    iPad でマンガを読む(初級編) - 漫棚通信ブログ版
    LondonBridge
    LondonBridge 2010/06/03
    まだ未完成というところかな
  • 本年初秋のマンガ論@web - 漫棚通信ブログ版

    この9月ネット上の文章などで、マンガ関連で注目すべきいろいろ。最近のWEB スナイパーは、はずせませんね。 ●少女漫画における起承転結 作=小島アジコ 批評性もあるすっげえお下劣なエロ四コマ。 ●少年漫画における起承転結 作=小島アジコ 批評性もあるすっげえお下劣な(以下略)。 ●よくよく考えてみたら膨大な数を読んでいた四コマ漫画についてざっくりと語っておこう 文=永山薫 とくにいしいひさいち・植田まさし以後を細かく記述した四コママンガ論。それ以前については清水勲『四コマ漫画 北斎から「萌え」まで 』(2009年岩波新書)もどうぞ。 ●四コマ漫画の巨匠・植田まさしを読み解く! 来るべき植田まさし批評のために 文=ばるぼら 永山薫による「植田まさしを決して舐めてはいけない」という一文に対するアンサーソングのような文章。植田まさしのデビュー作の謎を追った部分などさらっと書いてありますが、どれだ

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  • 酒井法子とは何だったのか - 漫棚通信ブログ版

    それにしてもNHKの19時のニュースでトップてのはどうなんだ。 一連の事件がどういう結末になるか、だれも知らない時点でもうしわけないのですが、「マンガ的には」酒井のりピーとは何だったのか。 酒井法子の顔、とくにその目がすべて。彼女の目は大きすぎず小さすぎず、まさに微妙なバランスで形成されています。 酒井法子が登場するまでは、日アイドルの目は大きければ大きいほど良いと考えられていました。また日マンガの女性キャラも、ひたすら大きい目をめざしていたのです。 ところが。酒井法子が登場し、その目を見たとき、日人はアジア人として理想の目の大きさを発見したのではないか。 彼女の目のバランスをマンガ化したのは、桂正和。彼が描くすべてのヒロインが、酒井法子です。 1990年代以後、酒井法子が香港、台湾中国で人気になったのも、彼女の顔の造作のためでしょう。わたしは、台湾イラストレーター、陳淑芬/平

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    LondonBridge 2009/08/08
    アイドルの秘密。 人気があるのは理由が有る
  • 「メディア芸術」ちゃあなんぞ - 漫棚通信ブログ版

    文化庁から、お台場に「国立メディア芸術総合センター(仮)」を作っちゃおうという計画が発表されたのが4月28日。で、2009年度補正予算案が5月13日に衆院通過するとともに、その建設費として117億円を投じることがあっさり決まってしまったわけですが。 景気対策のための補正予算で文化施設をつくるというのがなんだかなあ。ハコモノかよー、というのが最初の印象です。 で、文化庁のサイトに行って、 ●「メディア芸術の国際的な拠点の整備について(報告)」概要(PDF) ●「メディア芸術の国際的な拠点の整備について(報告)」報告書(PDF) を読んでみました。 まず、文化庁が開催してる「メディア芸術祭」というのがあって、毎年マンガその他に賞をあたえてるのは、わたしも知ってました。でもこれ、「メディア」+「芸術祭」だと思っておったのですよ。ところがホントは「メディア芸術」+「祭」だったのですね。 文化芸術振

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    LondonBridge
    LondonBridge 2009/05/24
    リンツ市のアルス・エレクトロニカ・センターみたいになれば、本当にいいけれど…
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