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ブックマーク / kaikaji.hatenablog.com (7)

  • 汪暉、重慶事件を語る(上) - 梶ピエールのブログ

    岩波書店の月刊誌『世界』7月号に、 北京の清華大学教授で新左派の代表的な論客、汪暉氏による「重慶事件──密室政治と新自由主義の再登場」 という論考が掲載されている。 中国の内外を問わず大きな衝撃を与えた事件に関する著名な知識人の発言であり、またその内容も色々な意味で興味深いものだった。論考の趣旨はおおむね以下の通りである。 1.今年二月に生じた王立軍の米国領事館駆け込み事件および薄熙来夫人である谷開来の英国人スキャンダルに端を発した一連の政治スキャンダルと、重慶モデルという「社会実験」の評価は、来区別して論じるべき問題である。 2.重慶モデルという社会実験は農村都市化をめぐる「地方間競争」の一つのモデルであり、もちろんその方式には賛否両論あったものの、基的にその成果は広く市民の評価に対しに開かれたものであった。それが今年の「両会」以来、「密室政治」のもとに葬り去られようとしているのは憂

    汪暉、重慶事件を語る(上) - 梶ピエールのブログ
    LondonBridge
    LondonBridge 2012/06/18
    後編に期待
  • 震災に関する外国人向け情報サイトのリンク集/Links of the Information about Tohoku Earthquake in Foreign Languages - 梶ピエールのブログ

    Twitterやメーリングリストなどで流れてきた、今回の震災に関する外国人向けの情報サイトをリンクしておきます。とりあえず私自身が読めるものということで、英語中国語のものを中心にさせていただきます。中には充実したリンクサイトもたくさんあるので、それだけにリンクを貼っておいてもよさそうなものだけど、自分としては日のインターネットにこんなにたくさん多言語情報を提供するサイトがある(サイトを立ち上げようとする人達がいる)、ということを知ったのが新鮮な驚きだったので、半分は自分自身の備忘のために、一つづつのサイトにリンクを貼っておくことにします。役立ちそうなサイトがあれば適宜紹介していただければと思います。 1. 尋ね人/Person Finder/网上寻人 Google 网上寻人: 2011 日地震 Person Finder: 2011 Japan Earthquake 3.11日東北

    震災に関する外国人向け情報サイトのリンク集/Links of the Information about Tohoku Earthquake in Foreign Languages - 梶ピエールのブログ
    LondonBridge
    LondonBridge 2011/03/16
    少ないと観るか結構多いとみるか。 外国人を受け入れてる大学・企業等がもうちょっと頑張って欲しいところ
  • 2011年・中国経済の展望 - 梶ピエールのブログ

    あけましておめでとうございます。 昨年12月の共産党政治局会議、およびその後の中央経済工作会議で約二年ぶりに「適度に緩和的」な政策スタンスからの転換が打ち出され、そこから間髪を要れずに政策金利の引き上げが行われたことで、これから中国はインフレと高成長のバランスをどうとるのか、ということが改めて注目をあつめている。そこで、以下では新春らしく、簡単に今年の中国経済のマクロ的な展望を分析しておこう。 中国のマクロ政策を考える上でとても重要だと思われるのに、ほとんど言及されることがないのがCPIから生鮮料・エネルギーの上昇分を取り除いたコアCPI(日におけるいわゆる「コアコアCPI」)の動向である(上図の赤い折れ線。データはCEICより入手)。 これをみると、リーマンショック前、CPI(青い折れ線)のかなりの上昇が見られた状況の中でもコアCPIは1%を若干上回る水準でほとんど変動していないこと

    2011年・中国経済の展望 - 梶ピエールのブログ
    LondonBridge
    LondonBridge 2011/01/04
    それなりに順調らしく、有る程度予測可能ってのがちょっとうらやましい
  • 『海角七号』を観たゼ! - 梶ピエールのブログ

    先日、台湾で空前のヒットを記録した映画『海角七号』を梅田の映画館で観た。 ストーリーや背景に関しては、トゥルバドゥールさんのブログ記事を参照。 この映画を表すのにぴったりくるキーワードは、「イケてない」これだろう。まず、エドワード・ヤン仕込みだというヤン・ダーシャン監督の演出は、エドワード監督のスタイリッシュな映像とは似ても似つかない、スキだらけでイケてないものだ。また、台湾で書いていたブログの記事がもとでスカウトされたという日人女優の演技もお世辞にもうまいとは言えず、イケてない。たかだか中孝介の前座を務めるために大騒ぎする、主人公率いるバンドの演奏もイケてない。町おこしのために美しい海岸でコンサートを企画する、映画の舞台である恒春の街の「中途半端な辺境さ」もイケてない。地元名産の酒も、ビンローも、少数民族の音楽も、人間国宝級の月琴も、すべてが台湾というローカル性を離れることができないと

    『海角七号』を観たゼ! - 梶ピエールのブログ
    LondonBridge
    LondonBridge 2010/01/23
    大ヒット映画の秘密は「イケてない」のに有るのでは、という考察。 後で見るかも
  • 「天皇に「私(わたくし)」なし」という神話 - 梶ピエールのブログ

    少し前のことになるが、事実上胡錦濤国家主席の後継者と目されている習近平国家副主席が訪問し、天皇との会見を行ったことが、天皇が外国要人と会見する際に通常適用される「1か月ルール」に従っていなかったとして物議を醸した。この事件はいくつかの点で非常に重要な意味を持っていると思うので、ここで改めて考えてみたい。 まず、目立ったのは産経新聞など右派系のメディアを中心にした、これは党内に権力闘争を抱える習近平が天皇の政治利用をしている、けしからん、という論調の批判的な報道であった。 天皇を政治利用している=礼儀知らず、という習氏への否定的なイメージは、たとえばこの後カンボジアの訪問の際に7月5日のウルムチの騒乱の際に亡命し難民申請を行っていたウイグル人20人の強制送還が行われたとの報道により、さらに強化されたかもしれない。 確かに、人道的観点からカンボジア政府の決定が責められるべきものであるのはいうま

    「天皇に「私(わたくし)」なし」という神話 - 梶ピエールのブログ
    LondonBridge
    LondonBridge 2009/12/26
    宮内庁の「政治利用」がもっとも成功したゆえに警戒すべき/宮内庁の行為は、民主党の次の手「中国・韓国訪問」を牽制するモノだと思うけどなぁ
  • 7月5日ウルムチでの騒乱に関して - 梶ピエールのブログ

    最初日のメディアは新華社のニュースをそのままタレ流すだけでやはりダメだと思ったが、6日の報道ステーションはかなり時間を割いて双方の言い分を報道するというスタンスで、水谷尚子氏にも取材を行うなど、かなり頑張っていた。ただコメントが加藤千洋氏というのはあまり適任ではなかったと思うが。 ・・とはいえやはりこの件についてはBBCなど英語圏の報道が背景の解説も含めて圧倒的に詳しい。それに引換え、「東洋のBBC」を目指しているはずのNHKは7時のニュースを見る限り広東省韶関での事件にも言及しないなど、かなりお粗末な時間の制約があったとしても不満の残る報道姿勢だった(9時のニュースではちゃんと報道していたようです)。 少し前だが、グアンタナモに収用されていたウイグル人がパラオに移送されたときも、日ではほぼベタ記事扱いだったが、NYTが非常に詳しい報道を行っていた(これとかこれ)。日ごろからの取り組み

    7月5日ウルムチでの騒乱に関して - 梶ピエールのブログ
    LondonBridge
    LondonBridge 2009/07/07
    海外ニュースを見ないと、国際情勢がわからなくなる件。 海外に人を派遣していても、日本国内のスタジオで台無しになることも…
  • 梶ピエールの備忘録。 - 鈴木謙介氏のウェブ民主主義論

    ウェブ社会の思想 〈遍在する私〉をどう生きるか (NHKブックス) 作者: 鈴木謙介出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2007/05/26メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 111回この商品を含むブログ (132件) を見る 鈴木謙介さんのグローバリゼーション論『“反転”するグローバリゼーション』は出てほどなくして買ったのだが、なんとなくピンと来なかったのでそのまま積読になっている。先日、日経新聞に中島岳志さんによるこの書評が載っていたのだが、これを読んでも依然としてピンと来ないままだ。いずれまたちゃんと読んで「なぜピンと来なかったか」ということについて考えてみましょう。 しかし、ほぼ同時に出た『ウェブ社会の思想』の方は面白く読んだ。たとえば、一口に「電子媒体によるコミュニケーション」といっても、それは携帯でメールを送りあうような関係にみられる「過剰な期待

    梶ピエールの備忘録。 - 鈴木謙介氏のウェブ民主主義論
    LondonBridge
    LondonBridge 2007/06/22
    鈴木謙介氏のウェブ民主主義論 ウェブ社会の思想―〈遍在する私〉をどう生きるか
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