同社初となるX-Y型ステレオマイクを搭載し、音楽録音時の奥行きや定位感の向上を図ったフラッグシップモデル。従来シリーズと同様にMP3録音も可能。これまでの最上位モデル「ICR-PS390RM」での録音はリニアPCMで最高16bit/44.1kHz、MP3で128kbpsまでだったが、PS1000Mでは、リニアPCMで16bit/48kHz、MP3で320kbpsまで対応した。 音楽録音向けの高音質化に伴い、ヤマハから技術協力を受けたことも特徴で、ヤマハのアドバイスを元に録音レベルを調整可能な5バンドグラフィックイコライザや、ローカットフィルタを新たに搭載。さらに、プリセット録音モードの「リコメンド」はヤマハがチューニングを行なった。 そのほか、楽器録音向け機能としてセルフタイマー録音にも新たに対応。さらに、無音状態が続くと自動で録音をOFFにして、音声を感知するとONにする「VAS機能