谷中の藍染め大通り・あかじ坂の途中、風呂猫アートハウス1階の「猫町カフェ29(にっきゅう)」(台東区谷中2)で5月21日より、「猫専門」のカメラマンとして活動する板東寛司さんの個展「vol.2 ねこの肉球」が開催されている。 同店が入居する同じビル内にオフィスを構える板東さんは「普通の猫の普段着の表情が一番」をコンセプトに、年間約200匹の猫を撮影する「キャトグラファー」。「猫は多面的な魅力を持つ被写体。顔や全身のフォルムだけでなく、パーツもユニークで美しい」(板東さんの公式ブログより)と、その魅力を大きくとらえ、人間の大切なパートナーとしての「猫」を被写体に、心なごむ写真を追求している。写真家としての仕事と並行しながら、「猫とアート」をテーマに、「猫のための写真講座」などさまざまな企画展やイベントを手がける傍ら、アーティストプロデュース、インターネットサイト運営などマルチな活動を行ってい