英Nomensaは12月5日、国連の委託を受けて作成した、世界各国Webサイトの査定報告書を発表した。同社は世界20カ国の政府、航空会社、銀行、新聞社、小売店の5分野を代表する主要100サイトを、W3Cが定めたWebアクセシビリティのガイドライン「Web Content Accessibility Guidelines」(WCAG)に照らして評価した。 その結果、ガイドラインの最低基準を満たしているのは、ドイツ首相のサイト、スペイン政府サイト、英国首相のサイトのみだった。 報告書によれば、93%のサイトには画像にテキストの説明がなく、視覚障害の人々に分かりにくい作りになっていた。73%はJavaScriptに依存しているため、推定10%の人々は情報にアクセスできなくなっている。78%のサイトは背景の色と文字色の組み合わせが悪く、色盲などの若干の視覚障害を持つ人々には非常に読みづらい。 98
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