現在オタク業界において、いとうのいぢ氏は最も人気のあるイラストレーターの一人と言って良いでしょう。「灼眼のシャナ」「涼宮ハルヒの憂鬱」など、彼女がイラストを手がけたライトノベルはいずれも大変な人気を誇っています。両作品はいずれもライトノベルで主役は小説ではありますが、いとうのいぢ氏のイラストもまた人気を支えている原因であることは疑いようがありません。 にもかかわらず、彼女が原画・キャラクターデザインを手がけたエロゲーの売り上げはぱっとしません。PC-NEWS年間セールスランキングでいうと、2004年発売の「Peace@Pieces」は55位(12,233本)、2006年発売の「ななついろ★ドロップス」は26位(19,552本)。伊東雑音名義で手掛けた※12007年発売の「ALICE▼ぱれーど 〜ふたりのアリスと不思議の乙女たち〜」は、本数は不明ながらげっちゅ屋の2007年年間セールスラ