デンマークSecuniaは現地時間11月22日,Webブラウザ「Firefox」にセキュリティ・ホールが見つかったことを明らかにした。Firefoxに記憶させたユーザー名とパスワードを第三者に盗まれる危険性があるという。 今回のセキュリティ・ホールは,Firefoxのパスワード・マネージャに存在する。パスワード・マネージャは,記憶したユーザー名/パスワードを適用するWebページ(フォーム)のURLを適切にチェックしない。ドメイン名が同じであれば,異なるWebページに対しても記憶したユーザー名/パスワードを適用しようとするという。 このため細工が施されたWebページにアクセスすると,同じドメインの別ページで使用しているユーザー名/パスワードを知らないうちに盗まれる恐れがある。 影響を受けるのは,Firefox 1.xならびに2.x。最新版の2.0.0でも今回のセキュリティ・ホールは確認されて