『MacBook』で地震計ネットワークを――カリフォルニア州での試み 2008年4月28日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (1) Bryan Gardiner Photo credit:『Technology Review』誌提供 今後30年の間にカリフォルニア州で「大地震」が起こる確率は99%という科学界からの指摘を受け、地震学者たちは今、発生直後に地震を検知し分析する新しい方法を考え出そうと懸命に努力している。 そんななか、ある研究チームが、分散コンピューティングのアプローチを採用することで、コストをかけずに巨大な地震検知ネットワークを作り上げられないかと考えている。このネットワークで活用されるのは、市販のノートパソコンの一部にすでに搭載されているモーション・センサーだ。 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のPaul Davis教授(地質学)は『Tec