2004年に登場し、現在頻繁に使われるようになった「Web2.0」。しかしその定義付けはあいまいで、明確ではないようだ。米Pew Internet & American Life Projectが10月5日に報告書をまとめた。 これまでメディアやアナリストらがWeb2.0の定義について論議してきたが、どこまでがWeb1.0でどこからが2.0なのかという明確な同意は得られていない。例えばニュースグループは、ユーザーが生成するコンテンツに依存するが、Webクライアント経由でアクセスする必要がない。これは1.0なのか、それとも2.0なのか、といった具合だ。 ただ一方で、これまでのWebアプリケーションとは明らかに異なるものが登場しているのも事実、とPewは指摘する。Flickr、Wikipedia、Digg、BitTorrentなどがその例だ。 Pewはコンテンツ作成やほかのユーザーとのやり取り