こんにちは!Engagementでエンジニアをしている渡邉(@eityans)です!RubyKaigiに参加しています! RactorはRuby3.0から導入された並列処理を実現するため抽象化されたインターフェースです。Ractorの登場により、並列処理に興味を持った方も多いのでは無いでしょうか。たらい回ししました? このセッションでは、笹田さんよりRactorの現状と課題、および将来の展望についての説明がされていました。 具体的な資料は公開されているので、詳細はそちらを見てもらいつつ、ここでは概要を説明していきたいと思います。 https://atdot.net/~ko1/activities/2023_rubykaigi2023.pdf 現状のRactorが抱える課題講演は、現在のRactorが抱えている難しさや、課題の説明から始まりました。 現時点で、開発者の目線ではRactorシス