2026年2月2日、福岡・天神のONE FUKUOKA BLDG.にて開催された「福岡県未来ITスタートアップフォーラム」。そのメインセッションでは、日本を代表するエンジニアと研究者が「AI時代に私たちはどこへ向かうのか」をテーマに、熱い議論が交わされた。モデレーターを務めたのはULSコンサルティング取締役会長の漆原茂氏。パネリストには、プログラミング言語Rubyの開発者であるまつもとゆきひろ氏、そして琉球大学教授でありH2L創業者の玉城絵美氏が登壇した。 議論は、プログラミングの在り方から、急速に進化するAIが個人や社会に与える影響、そしてその変化にどう向き合うべきかまで、進展した。 AIが変えた「つくる」行為 まつもと氏は、自身の生活に起きた劇的な変化を明かした。40年来愛用のテキストエディタEmacsを、昨年6月から「コード書きのエディタとしては封印した」という。 現在はAIエージェ

