大瀬崎灯台を見下ろす展望台から黄金色の夕日が見えた=長崎県五島市玉之浦町玉之浦 黄金色の夕日が水面を照らし、白い灯台の影が浮かびあがる。九州で最後に夕日が沈む大瀬崎断崖(だんがい)=長崎県五島市玉之浦町=では、「日本の夕陽100選」に選ばれた光景を楽しめる。 断崖に建つ大瀬崎灯台は、11日から公開される映画「悪人」のロケ地となった。高さ15.9メートルで、1879年に初めて点灯された。日露戦争では、バルチック艦隊発見の第一報を受信したという。 同市の片峰幸子さん(48)は「幻想的な景色を独占できて幸せです」と話した。