「低線量被曝による健康被害の心配」と「被曝の心配をすることからくるストレス由来の健康被害」について考え、前のエントリを書きながら難しいなぁと感じることがいくつかありました。 (1)情報開示と対策が遅れたために、特に、汚染の強い地域では、放射性物質漏出の初期段階の空間放射線量が高い時期に、個々人がどれくらいの被曝をしたのかが十分わからないこと。*1 (2)被害の程度に差があるものの、放射性物質に汚染された範囲はがとても広く、さらに食品流通が広域化しているので内部被曝の危険の心配を含めると「低線量被曝」について心配している人は日本全国にいる、と言っていいくらいの状況であること。 (3)一言で「低線量被曝」といっても、とても大きな幅があるということ。もともとの自然放射線量にプラスしての1年間に1mSVも20mSvもどちらも「持続的な低線量被曝」という言葉で表現できるということ。 (4)「低線量被